小芝風花さん主演の連続ドラマ「波よ聞いてくれ」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)の最終話となる第8話が6月9日に放送された。ドラマでは、毎回異なるゲストによる冒頭ナレーションがおなじみとなっており、最終話ではテレビアニメ版で主人公・鼓田ミナレの声を担当した杉山里穂さんが登場。ドラマとアニメの“粋”なコラボレーションが話題になった。
ウナギノボリ
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ドラマは「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の沙村広明さんの同名マンガが原作で、彼氏にフラれた上に金もだまし取られ、やけ酒を飲んでいた“超絶やさぐれ女”ミナレがラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く。2020年4月から深夜アニメ枠「アニメイズム」(MBS、TBSなど)でテレビアニメも放送された。
最終話では、ミナレ(小芝さん)は円山ラジオ制作部チーフディレクターの麻藤兼嗣(北村一輝さん)から、ラジオ業界の最大イベント「ジューンブライド・ラジオ」の出演者の最終候補になったことを聞かされる。
そんな中、ミナレの母、唯(高島礼子さん)が現れ、ミナレがイベントに落選したら北海道に連れ帰ると告げる。次のラジオ放送に向けてやる気を出すミナレだったが、放送当日、大きな地震が襲い、街全体が停電。「波よ聞いてくれ」は中止と思いきや、麻藤はミナレに「こういう時だからこそ、お前の声をラジオで届ける意味があるんだよ」といい……と展開した。
冒頭ナレーションは、これまでにアイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里さんやお笑いトリオ「パンサー」の向井慧さん、タレントのファーストサマーウイカさんらが登場。同話では、アニメでミナレを演じた杉山さんが、冒頭ナレーションとしてこれまでのあらすじや今週の見どころなどをテンション高く紹介。
最終話で実現したドラマとアニメのコラボに、SNSでは「アニメのミナレ!?」「アニメ版のミナレがナレを」「まさかのアニメ版」「最終回の冒頭ナレはアニメ版のミナレ役の人なのは熱い」と盛り上がった。
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