波よ聞いてくれ：ミナレの小気味よいマシンガントークにスカッとした？　小芝風花主演ドラマがギャラクシー賞月間賞受賞

　俳優の小芝風花さん主演で、4月期に放送された連続ドラマ「波よ聞いてくれ」（テレビ朝日系）が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」（放送批評懇談会）テレビ部門の2023年6月度月間賞を受賞したことが明らかになった。

ウナギノボリ

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　「波よ聞いてくれ」は、マンガ誌「月刊アフタヌーン」（講談社）で連載中の沙村広明さんの同名マンガが原作。彼氏にフラれた上に金もだまし取られ、やけ酒を飲んでいた“超絶やさぐれ女”鼓田ミナレ（小芝さん）がラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描いた。

　放送批評懇談会は、「ひょんなことからラジオパーソナリティーになってしまったヒロイン・鼓田ミナレの小気味よいマシンガントークにスカッとした視聴者も多いだろう」と推測し、「小芝風花演じるミナレは一見ぶっ飛んだキャラクターだが、忖度なしに物事の本質にぐいぐいと迫っていく巧みな話術に引き込まれる。虚実を織り交ぜながらラジオというメディアについて本質的に考えさせる構成も見事だった」と選出理由を明かしている。