ポツンと一軒家:南アルプスに夫婦で移住 夫に先立たれて一人暮らし 「ワイルドで格好いい」73歳のおばあちゃん

10月8日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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10月8日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。10月8日は、南アルプス中腹で一人暮らしの73歳女性が登場する。

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 山梨県・甲府盆地にポツンと一軒家を発見した捜索隊。最寄り集落で聞き込むと、衛星写真を見るや「記憶がちょっとあやふやだけど、30年位前に移住してきたご夫婦が暮らしていると思います。60代後半くらいじゃないかな?」と。自然保全と地域発展を目指す南アルプスのユネスコ・エコパークと呼ばれる地域の中で、最も高地に建っているという。

 集落から一軒家を目指す捜索隊。「まるでジャングルのようですよ!」と思わず声が出る深い山道を進む。その先、山肌を覆い隠すように生い茂る木々に囲まれた中に、一軒家はあった。

 捜索隊が住人を捜していると、車を運転する住人女性が「畑作業から帰ってきたところです」と現れる。73歳という女性は、9年前に夫を亡くして以来、一人暮らしをしているという。

 かつては東京で書籍デザインの仕事を夫婦でしていたというが、田舎暮らしに憧れ、30年ほど前に夫婦で移住。今は、麓(ふもと)の村の1400坪ほどの畑を一人で世話し、古着や古い布を再利用した「裂織(さきおり)」と呼ばれる織物を趣味に、忙しくも楽しく生活しているらしい。

 孫たちから「おばあちゃんはワイルドで格好いい!」と羨望(せんぼう)のまなざしを受ける生活に迫る。スタジオゲストは本田望結さん、井上祐貴さん。

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