ブギウギ:「性格悪いやろ」ツヤの“最後の願い”に視聴者涙 「気持ち分かる」「母としての深い愛情」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第38回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第38回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第38回が11月22日に放送された。ツヤ(水川あさみさん)が梅吉(柳葉敏郎さん)に伝えた“最後の願い”が視聴者の涙を誘った。

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 第38回では、六郎(黒崎煌代さん)が東京のスズ子(趣里さん)の元を訪れ、出征前最後の姉弟水入らずの時間を過ごす。

 一方、大阪のツヤの病状は深刻で、ツヤは梅吉に「ワテ、罰でも当たったんやろうか」「こんな早う死ぬなんて思いもせんかったわ」と語りかける。ツヤは、自分がスズ子を生みの親であるキヌ(中越典子さん)に会わせなくなったことに触れ、「その罰やろうな」とつぶやいた。

 そして梅吉に「お願いがあんねん」といい、自分が死んだ後、この先、何があってもスズ子をキヌには会わせないでほしいとお願いする。「これから生きていく、ワテの知らんスズ子を、キヌが知るんは耐えられへん」と涙声で心情を吐露。ツヤが「性格悪いやろ。醜いやろ」と言うと、梅吉は「醜いことあらへん。ツヤちゃんはやっぱり最高の母親や」と返し、ツヤの手を握った。

 ツヤが梅吉にだけ打ち明けた本音に、SNSでは「ツヤさんの『性格悪いやろ』がこの上なく可愛くて素直で、だからこそより切なかった」「すべてさらけ出すツヤさん……人間らしくていいよ。すごくいい」「ツヤさんがいう醜い感情というのは母としての深い愛情にも捉えることができて涙が止まらなかった」「自分だけがスズ子の母親でありたい強い気持ち、誰にもスズ子を譲れない気持ち。ツヤさんの気持ち分かるよ……」といった声が上がった。

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