趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第69回が1月10日に放送された。同回では、茨田りつ子(菊地凛子さん)が「別れのブルース」をフルコーラスで歌唱し、視聴者から注目された。
ウナギノボリ
インタビュー:筧美和子 30歳、原点のグラビアに立ち返った
第69回では、終戦後、劇場が再開することとなり、スズ子(趣里さん)たちは久しぶりの公演を行うことに。スズ子は楽団員たちと曲順について話し合い、戦争中には歌えなかった「ラッパと娘」を1曲目に披露することを決める。スズ子は本番に向けて、感覚を思い出そうと練習に励むが、少し不安も抱えていた。
そして迎えた本番当日。同じ公演に出演するりつ子は、鹿児島の慰問先で若き特攻隊員たちが口にした「晴れ晴れといけます」「思い残すことはありません」という声が耳から離れず、心に傷を負っていた。りつ子はスズ子に「私の歌に背中を押されて、あの子たちは死んでいったかもしれない。悔しかったわ。だって、歌は人を生かすために歌うもんでしょう? 戦争なんて……くそ食らえよ!」と怒りをあらわにした。
ステージに立ったりつ子は、「このような日々がどこまでも続いていきますように」と話すと、自分の歌を聞いて飛び立っていった特攻隊員たちを思い、「別れのブルース」をフルで熱唱し涙を流した。
りつ子のモデルは「ブルースの女王」といわれた歌手の淡谷のり子さん。菊地さんの魂のこもった歌声に、SNSでは「迫真の『別れのブルース』に圧倒されました」「まるで淡谷のり子さんが乗り移ったかのよう」「単なる物まねで寄せてるのではなく淡谷のり子さんの魂のようなものも表現してるように感じた」「淡谷のり子のコピーじゃない。『別れのブルース』を菊地凛子のものにしてしまった」「号泣だった。菊地凛子さん、すごくすごく、伝わった。本当に素晴らしかった」などと称賛の声が上がっていた。
5月31日の金曜ロードショー(日本テレビ系、金曜午後9時)は、恐竜映画シリーズ最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022年、米国)を35分拡大で地上波初放送する。
人気グループ「SixTONES」の京本大我さんが主演の連続ドラマ「お迎え渋谷くん」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後11時)の第9話が5月28日、放送された。同話では、売れっ子俳…
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」の第7話が5月26日に放送された。北村匠海さん演じる弁護士の赤峰柊斗がラスト…
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第44回が、5月30日に放送され、復員した兵士が寅子(伊藤さん)のもとを訪ね、優三(…
俳優の杉野遥亮さんが、6月7日午前9時からWOWOWライブ・WOWOWオンデマンドで生中継・配信される米プロバスケットボール「NBA」のファイナル第1戦に、スペシャルゲストとして…