ようこそ、わが家へ:嵐・相葉主演の月9最終回へ ストーカーの正体が明らかに 父VS真瀬にも決着?

15日に最終回を迎える相葉雅紀さん主演の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」のキービジュアル=フジテレビ提供
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15日に最終回を迎える相葉雅紀さん主演の月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」のキービジュアル=フジテレビ提供

 人気グループ「嵐」の相葉雅紀さん主演の“月9”ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)の最終回となる第10話が15日に15分拡大版で放送される。ごく普通の家族が突然ストーカーの脅威にさらされるサスペンスタッチのストーリーが「怖い」と話題を呼び、いまだに誰か分からないストーカーの正体に注目が集まっている。最終回では、その“すべて”が明らかになる。

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 ドラマは、直木賞作家・池井戸潤さんの小説が原作。サスペンスタッチのホームドラマで、ストーカーの恐怖と、会社の不正に立ち向かう家族の姿を描く。相葉さんは気弱な主人公・倉田健太を演じ、その父の太一を寺尾聰さん、母の珪子を南果歩さん、妹の七菜を有村架純さんが演じている。

 物語は、気弱な健太が、駅のホームでマナーの悪い「ニット帽の男」を注意したところから始まった。その日、健太は「ニット帽の男」に自宅までつけられてしまい、それから倉田家は繰り返し嫌がらせを受けるようになる。家族は正体不明のストーカーを「名無しさん」と呼んでおびえ、健太は家族を守ろうと、東京・高円寺の出版社「円タウン出版」の記者の神取明日香(沢尻エリカさん)とともに、犯人を突き止めようとする……という展開だ。

 一方、健太の父・太一は勤め先でも問題を抱えている。銀行から中小企業の「ナカノ電子部品」に出向している太一は、出向先の営業部長の真瀬博樹(竹中直人さん)の不正を繰り返し正そうとするが、毎回、ずる賢い真瀬におとしめられている。さらに最終話の予告では、出向先をクビになりそうな太一の、銀行の同期で人事部長代理の八木(高田純次さん)と、珪子とのただならぬ様子も描かれた。

 最終話では、健太が「ニット帽の男」が身につけていたネックレスから犯人を見つけようとする。同ドラマの羽鳥健一プロデューサーは最終話の展開について「放送でのお楽しみということでご容赦ください!」としながらも、「今まで張ってきた伏線をすべて回収します」と明言。「ニット帽の男」についても「すべて明らかになります!」とコメントした。また太一VS真瀬について「決着をつけないといけない大事なポイント」といい、見どころを倉田家の面々をはじめとする登場人物の「それぞれのカタルシスをどうやって描いていくのかに尽きると思います。いうなれば入魂してすべてのキャラクターを描ききったという感じ」という。

 また「健太主導で物語は展開していきますが、明日香にも意外な展開が!? 最後の最後まで視聴者の方々に楽しんでもらうために『!!!』な展開は作ってあります」と期待を持たせた。

 さらにキャストの顔と名前、役名が登場するエンディングも見もの。これまでエンディングでは「ニット帽の男」の姿はあるものの、キャストの顔も名前も明らかになっていない。最終回では明らかになったバージョンのエンディングが見られそうだ。

 「ニット帽」の男は誰なのか、太一は真瀬の不正を明らかにできるのか。珪子と八木の関係、アナウンサーを目指す七菜の就職、そしてこれまでともに謎を解明してきた健太と明日香に恋の予感は……。最後までハラハラドキドキの展開が続きそうだ。

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