AKIRA:連ドラ「名探偵コナン」で容疑者役 溝端淳平と対決!

「木曜ミステリーシアター 名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」のAKIRAさん出演場面
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「木曜ミステリーシアター 名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」のAKIRAさん出演場面

 ダンスボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさんが、7月7日スタートする溝端淳平さん主演の連続ドラマ「木曜ミステリーシアター 名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」(読売テレビ・日本テレビ系)で初の容疑者役でゲスト出演することが22日、明らかになった。AKIRAさんは自身が演じるプロカメラマンの坪内勇平について「最初から最後まで悪い人。憎いとか、なんてことをするんだろうとか、見ている方にそういう印象を受けさせる役柄は初めてなので、そういった意味ではやりがいを感じています」と意気込んでいる。

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 AKIRAさんは「『名探偵コナン』という本当に幅広い世代に支持されているマンガが実写版になって、その第1話に容疑者役として出させてもらえるのは本当に光栄なこと。気持ちが高ぶって気合が入りましたね」と出演を喜び、「容疑者というのは隠し事をしている分、常に心が揺れていると思います。その瞬間ごとに揺れたりするので、そういう部分はすごく難しいんですけど、逆にそれが楽しいかな」と初の容疑者役を楽しみながら演じている様子だった。

 「名探偵コナン」は、「週刊少年サンデー」(小学館)に連載中の青山剛昌さんの人気マンガが原作。高校生探偵の工藤新一が、謎の組織の手で子どもの体にされてしまい、小学生探偵の江戸川コナンとして、難事件を解決するというストーリー。テレビアニメは96年からスタートして今年放送15周年を迎えたほか、97年からは劇場版アニメも毎年製作されて人気を集めている。実写ドラマは新一がコナンになる前の高校生探偵としての活躍を描いており、これまで俳優の小栗旬さんが新一を演じたスペシャル版が2作品、溝端さんのスペシャル版1作品が既に放送されており、連続ドラマは今回が初めて。

 溝端さんのほか、ヒロインの毛利蘭を忽那汐里さん、蘭の父親・毛利小五郎を陣内孝則さんが演じるのをはじめ、蘭の母親・妃英理役に大塚寧々さん、蘭の親友の鈴木園子役でAKB48の秋元才加さんの出演が決まっている。また、新一のライバルで西の高校生探偵として名をはせる服部平次も初めて実写化されるという。

 連続ドラマは、新一がコナンになる3カ月前が舞台。高校生探偵として知られる新一のもとに殺人事件を予告する挑戦状が次々と届く1話完結の大人向けのストーリー。実写ドラマでは初めて青山さんの原作の実写化も盛り込まれるが、第1話はオリジナルストーリーとなる。新一は蘭とマンションの1階にあるネイルサロンから出てきた直後に、同マンションから男性の叫び声を聞く。新一と蘭が現場に駆けつけると、額から血を流したプロカメラマンの坪内勇平とアシスタントの岸が倒れていた。坪内と岸は暴漢に鉄の棒で襲われたと証言し、室内では坪内の義妹であるモデルの桃子が首を絞められて殺害されていた。新一は犯人が坪内たちを鉄の棒で襲ったことに違和感を持ち、坪内たちを疑う……というストーリー。

 共演の溝端さんについて、AKIRAさんは「いつもテレビや映画の中で見ているまんまの誠実でまっすぐな方。本当に新一役にぴったりのすてきな俳優だな。すごく明るく振る舞って現場を盛り上げてくださるので、一緒にやれることをうれしく思いますね」と印象を語った。演技については「撮影していると溝端さんのまっすぐさが出ていて、新一に見つめられると目をそらしたくなったりするので、そういった化学反応が今後楽しみになっていくんじゃないかな」と溝端さんの演技を絶賛。一方の溝端さんは、AKIRAさんについて「テレビで見ていたのでかっこいいと思うし、すげぇ『EXILE』って感じですね。ほかのメンバーと仕事させてもらったことがあるんですけど、すごくいい大人の男たちって感じでした。AKIRAさんも本職はアーティストさんなんですけど、気持ちよくお芝居させてもらっています」とAKIRAさんの印象を語っている。

 放送は7月7日から毎週木曜午後11時58分。(毎日新聞デジタル)

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