クローバー:人気マンガ原作ドラマの主人公に賀来賢人

実写ドラマ化される「クローバー」の主人公・美咲隼斗(左)とハヤトを演じる賀来賢人さんⒸ2007平川哲弘(週刊少年チャンピオン)
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実写ドラマ化される「クローバー」の主人公・美咲隼斗(左)とハヤトを演じる賀来賢人さんⒸ2007平川哲弘(週刊少年チャンピオン)

 不良高校生の友情を描いた人気マンガを連続ドラマ化する「クローバー」で、主人公・美咲隼斗(ハヤト)を俳優の賀来賢人さんが演じることが16日、明らかになった。賀来さんにとって本作がドラマ初主演となり、賀来さんは「ハヤトのまっすぐなセリフを通じて見ていただく方に爽快感を残せるような素晴らしい作品にできるよう頑張ります」と意気込んでいる。

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 「クローバー」は、マンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の平川哲弘さんのマンガが原作で、コミックスは24巻までで累計450万部を突破している人気作。ドラマは、小学生以来、久しぶりに地元に戻ってきた賀来さん演じるハヤトは、桃浜高校1年に編入し、幼なじみの奈良友基(トモキ)と花山健次(ケンジ)と友情を復活させる。ハヤトはけんかが強く、さまざまなトラブルに巻き込まれていくが、己の強さと仲間たちの助けで、困難を乗り越えていく……という内容で、けんかはもちろん、友情や恋愛要素などを入れながら高校生の青春が描かれる。

 賀来さんは、ハヤトのトレードマークである「コーンロウ」という全頭編み込みのヘアスタイルに挑戦。作品について賀来さんは「納得がいかないことには自分を曲げず、友情を第一に行動する主人公のハヤトの気持ちは男子校生活12年の僕にリンクするものがあり、原作を読んだときから『クローバー』ワールドに引き込まれてしまいました」とコメント。

 プロデューサーの中川順平さんは賀来さんの起用について「主人公のハヤトは、ただ肉体が強いだけじゃありません。他人にどう思われようと、自分の中でゆるがない確固たる価値観、意志の強さをもあわせ持った男です。その強さが賀来さんの、本当にまっすぐな瞳の強さと重なります。と同時に賀来さんならハヤトの言葉と気持ちが裏腹なチャーミングさやちゃめっ気も含め、魅力的なリアル美咲隼斗像を構築してくださると期待しています」と語っている。

 幼なじみのトモキ役は三浦貴大さん、ケンジ役は鈴之助さん、そしてハヤトの同級生で学校では優等生だが放課後には派手でセクシーなレイナに変装するヒロインの秋山ユイ役は有村架純さんが演じる。また監督は、映画「SRサイタマノラッパー」シリーズの監督で知られる入江悠さんが、連続ドラマでは初の監督を務める。放送はテレビ東京系で4月13日スタートし、毎週金曜深夜0時12~53分で全12回の予定。(毎日新聞デジタル)

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