岡本真夜:被災地から「TOMORROW」を生中継 9日「ミヤネ屋」で

昨年12月に福島県飯舘村を訪れた岡本真夜さん
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昨年12月に福島県飯舘村を訪れた岡本真夜さん

 シンガー・ソングライターの岡本真夜さん(38)が、9日放送の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ・日本テレビ系)で、東日本大震災で被災した福島県大熊町から生中継で「TOMORROW~明日の君へ~」を歌うことが8日、明らかになった。岡本さんは「音楽の力で少しでも皆さんの心に希望を与えることができればと思っています。どんなつらい状況でも前向きな気持ちを持つことで明日へつながると信じています」とコメントを寄せている。同町の仮設住宅に住む約100人の前で歌を披露する予定。

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 「TOMORROW~明日の君へ~」は、東日本大震災後、岡本さんのデビュー曲で95年に発売されて200万枚を超える大ヒットを記録した「TOMORROW」を、被災した人々を勇気づけるためにセルフカバーした曲。昨年12月25日、原発事故の影響で避難区域になっている福島県飯舘村の幼稚園と小学校の卒園・卒業式で岡本さんが「TOMORROW」を歌った際、会場の約600人から大合唱が起こった。その音声から村民の合唱部分を抜き出して岡本さんの歌声と共に収録した同曲を含むニューアルバム「Tomorrow」が7日に発売されている。

 岡本さんは「『TOMORROW』は、阪神大震災以降、関西を中心に全国へ広まりました。その関西発信の番組『情報ライブ ミヤネ屋』から、今回オファーをいただき深い縁を感じています」と喜んでいる。また同番組の村上高明プロデューサーは「阪神大震災の時に関西を元気づけた楽曲『TOMORROW』を通して、今度は東日本大震災で被災した方々にも元気になってもらいたいと(岡本さんに)オファー致しました」と番組出演の経緯を語っている。(毎日新聞デジタル)

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