ビーグル犬のスヌーピーとその飼い主チャーリー・ブラウンら「ピーナッツ」の仲間たちをコンピューターグラフィックス(CG)で表現した長編アニメーション「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」(スティーブ・マーティノ監督)が4日に公開される。製作したのは、「アイス・エイジ」シリーズ(2002年、06年、09年、12年)のブルー・スカイ・スタジオだ。原作者チャールズ・M・シュルツさんの息子クレイグ・シュルツさんが製作と脚本を担当している。日本語吹き替え版では、鈴木福さんがチャーリー・ブラウンの声を、芦田愛菜さんが転校生の赤毛の女の子の声を担当するほか、谷花音さんがルーシーを、小林星蘭さんがチャーリー・ブラウンの妹サリーを演じている。
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ある日、チャーリー・ブラウン(声:ノア・シュナップさん/鈴木さん)のクラスに転校生がやって来る。その赤毛の女の子(フランチェスカ・カパルディさん/芦田さん)に一目ぼれした彼は、女の子の気を引こうとさまざまなことにチャレンジするが、なかなかうまくいかない。そんなチャーリー・ブラウンをサポートしつつ、自身は空想の翼を広げるスヌーピー。彼は、第一次世界大戦下のパイロット“フライング・エース”になりきり、パリの空で大冒険を繰り広げる、というストーリー。
1970~80年代にかけて放送された手描きのアニメーションを見ていた人間としては、CGで表現された「ピーナッツ」にはいささか不安を感じていた。ところが、スヌーピーやチャーリー・ブラウンらピーナッツの仲間たちが、かつて慣れ親しんだままの姿で登場したことで、そうした懸念はあっさり吹き飛んだ。それもすべて、コミックの中から魅力的なパーツを選び出し、それを組み合わることで理想的なキャラクターを作り上げるなどした製作陣の努力のたまものだ。雨の描写も、コミックをスキャンし、シュルツさんが描いた雨粒が降っているように見せたという。原作のタッチを損なわない配慮の一方で、スヌーピーが大空を駆け巡る空想の世界は、立体感、躍動感にあふれ、CGの効果が存分に発揮されている。ストーリーに目を転じれば、チャーリー・ブラウンの善良さがにじみ出るエピソードが用意され、彼のことがますます好きになる。また赤毛の女の子のせりふにも感動させられる。粋なオープニングやクリストフ・ベックさんによる音楽にも、ファン心をくすぐられた。4日からTOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)ほか全国で公開。3Dも同時公開。 (りんたいこ/フリーライター)
<プロフィル>
りん・たいこ=教育雑誌、編集プロダクションを経てフリーのライターに。映画にまつわる仕事を中心に活動中。大好きな映画はいまだに「ビッグ・ウェンズデー」(78年)と「恋におちて」(84年)。
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