泉ピン子:「ドクターX」で米倉涼子と初の本格共演 “シリーズ最強の敵”に

「ドクターX ~外科医・大門未知子~」に出演する泉ピン子さん(左)と米倉涼子さん=テレビ朝日提供
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「ドクターX ~外科医・大門未知子~」に出演する泉ピン子さん(左)と米倉涼子さん=テレビ朝日提供

 女優の泉ピン子さんが、10月からスタートする米倉涼子さん主演のドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に出演することが21日、明らかになった。米倉さんは初の本格共演で、米倉さん演じる天才外科医・大門未知子の新たな戦いの舞台となる「東帝大学病院」の新副院長で、“シリーズ史上、もっとも危険で最強の敵”となる久保東子を演じる。

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 泉さんは「うれしいですね~。同じ白衣を着る役でも、この前までは(『渡る世間は鬼ばかり』で)ラーメンを運んでいた身ですからね(笑い)」と冗談交じりに語り、同じシーンでの共演が初めてという米倉さんについては「背も高いし、サッパリしていて男前! 本当にすてきな女優さんです。東子としても、思わず『おばちゃんが悪かった。許してね』って、わびを入れたくなるくらい(笑い)」とコメント。

 一方、米倉さんは「泉ピン子さんは『渡る世間は鬼ばかり』やバラエティー番組での印象が強く、勝手に『怖い方なのかなぁ……』と思っていたんです。ところが実際にお会いしてみたら、お話上手だし、本当に楽しい方で! 撮影初日から他愛もない話で盛り上がらせていただきました」と明かし、「女性の敵は男性よりも食らいついてくる感じがあるので、未知子として対応する際にも手ごわさを感じるんです。だからこそ、演じていても面白い! ピン子さんともこれから3カ月、まるで土俵の上で相撲を取り合っているような、いいぶつかり合いができそうで楽しみです」と期待している。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。今回は2014年の第3シリーズ以来、2年ぶりの連続ドラマとなる第4シリーズで、米倉さん演じる未知子が宿敵・蛭間(西田敏行さん)率いる国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に新たな戦いに挑む。

 泉さんが演じる新たな副院長・久保東子は、かつては同病院で婦人科部長まで上り詰めたが、出世争いで蛭間に敗れ渡米した女傑。第1話では、強い恨みを糧に副院長となり、汚れた病院を一掃すべく新院長・蛭間の足を引っ張ろうとする東子は、ニューヨークで未知子と出会って意気投合。その後、未知子は東子の独断で「東帝大」に雇われるが、コントロールの利かない未知子に東子は怒りを覚え……という内容が展開される。

 「『ドクターX』の大ファンで、第1シリーズから全部見ていた」という泉さんは、米倉さんの「いたしません」のセリフや手術後に患者の肩に手を当てる演技に感激したりと、「自分の中に観客と出演者が同居しちゃって、よく分かんなくなっています(笑)。それくらい大好きな作品」と告白。今作に参加するにあたっては、台本を読み込んで勉強しているといい、「確立された作品に途中から入るプレッシャーも相まって、かつてない緊張感がありますね」と心境を明かしている。

 ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の第4シリーズは10月13日から毎週木曜午後9時放送。

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