放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主人公・西郷隆盛を、俳優の鈴木亮平さんが演じることが2日、明らかになった。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表された。鈴木さんが大河ドラマに出演するのは今回が初。
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会見に出席した鈴木さんは「正直に言いまして、大変な抜てきをしていただいたという自覚がある。うれしいよりも、責任感が大きく、その責任感に身がひきしまる思い」と心境を明かすと「大河ドラマは実在の人物を1年かけて描く、俳優としてこれ以上のものはないことで、楽しみでもあります」と語った。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される、57作目の大河ドラマで、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)は、両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。だが、そんな愚直な姿に、カリスマ薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)が目を留める。西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へ奔走。そして、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……。
原作は人気作家・林真理子さんの「西郷どん!」で、脚本は連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」や人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当。維新の“ヒーロー”として知られる西郷隆盛は、2度の島流し、3度の結婚を経て、類いまれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げるが、最後は明治新政府と戦い、命を散らす。肖像写真は一枚も残っておらず、その謎に満ちた西郷の生涯に、林さん、中園さんという女性コンビが「女の視点」で切り込んでいく。
放送は18年1月から。全50回。2017年は柴咲コウさん主演の「おんな城主 直虎」が放送される。
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