有村架純:次期朝ドラ「ひよっこ」茨城でクランクイン! セーラー服で自転車に乗るシーン公開

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の茨城県高萩市でのロケで自転車に乗るシーンを撮影する有村架純さん
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NHK連続テレビ小説「ひよっこ」の茨城県高萩市でのロケで自転車に乗るシーンを撮影する有村架純さん

 来春スタートするNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを務める有村架純さんや主人公の母親役を演じる木村佳乃さんらが5日、茨城県高萩市のロケ中に取材に応じた。「ひよっこ」は同地で今月2日からクランクイン。ロケでは、昭和39(1964)年に主人公・みね子が高校から自転車で帰宅したところ、みね子の家から出てきた峯田和伸さん演じる叔父とすれ違うシーンが報道陣に公開された。

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 有村さんは「んだんだ」「だっぺ」など茨城弁が飛び交う現場に、「“仕方ない”を“しゃんめい”というのに驚いた」と話した。茨城弁のせりふについて、有村さんは「思い込みで抑揚をつけると東北弁になっていると指摘されます。関西出身なので、イントネーションが関西弁っぽくなったりするので難しい」といい、茨城弁は「“平板に”を意識するといいと勉強しました」と話した。木村さんは、共演の羽田美智子さんが茨城出身で「茨城弁が分からないときは羽田さんに聞いています。でもいざ方言指導が始まったらなぜか一番指導されていたのが羽田さんだった」と笑わせ、茨城弁も地域によって違いがあり、細かいニュアンスが難しいことを明かしていた。

 また木村さんは、この日の有村さんと木村さんの農作業をするときの“もんぺ”姿を「私たちの最先端のファッション(笑い)」と冗談を言って笑わせ、「架純ちゃんはセーラー服もある」と衣装の見どころも語った。

 有村さん演じるみね子の父親役は朝ドラ初出演の沢村一樹さん、みね子の友達の助川時子役で佐久間由衣さん、その母役で羽田さんのほか、柴田理恵さん、遠山俊也さん、松尾諭さんも出演する。取材には木村さん、古谷さん、峯田さん、みね子の妹役の宮原和さん、弟役の高橋來くん、菓子浩チーフプロデューサー(CP)も参加した。

 菓子CPは「有村さんは可愛らしくて、妹、弟と3人のシーンやお母さんの木村さんも含めた家族のシーンは見ていて心温まる。とても温かいドラマができつつある予感がしている」と話した。有村さんのヒロインについて「表には出ないが芯が強いタイプで、自然と“彼女がヒロイン”と周りが盛り立てているような現場」と手応えを感じている様子だった。有村さんは、主役として「毎日元気でいたいという思いがある。キャストやスタッフと仲良く支え合いながらやれたら」と意気込みを語った。

 「ひよっこ」は、「ちゅらさん」などの岡田惠和さんのオリジナル作で、高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った主人公・谷田部みね子が、東京で行方不明になってしまった父を捜すために、集団就職で上京する……というストーリー。17年4月3日~9月30日に放送。全156回予定。

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