今週のおんな城主 直虎:第13回「城主はつらいよ」 “おんな城主”始動もいきなり井伊家滅亡の危機?

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第13回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第13回の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の第13回「城主はつらいよ」が2日に放送される。井伊家の領主として名乗りを上げた直虎(柴咲さん)は、“おんな城主”として内情も分からぬまま、借金の棒引きを意味する「徳政令」を発布する。しかしこのことが、井伊家を滅ぼしかねない事態を引き起こし……。

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 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリー。

 3月26日放送の第12回「おんな城主直虎」では、直親(三浦春馬さん)たち一行は、生きて戻ってこられるとは到底、思えない状況の中、今川家の呼び出しに応じ、駿府へと向かう。無事の帰還を祈り続ける次郎法師(柴咲さん)だったが、その願いもむなしく……という展開だった。

 第13回では、井伊家の領主として名乗りを上げた直虎(柴咲さん)は、幼い虎松(寺田心君)が元服するまでの間、後見として国を治めることを宣言するが、家臣たちは反発。虎松の母・しの(貫地谷しほりさん)も、直虎の勝手なふるまいを認めようとしない。ある日、領主が代替わりしたことを聞きつけた瀬戸村の百姓・甚兵衛(山本學さん)が直虎のもとを訪れ、「徳政令」の発布を求める。

 「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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