上川隆也:京都で一日警察署長に 糸村スタイルで“初仕事” 

京都府・中京警察署の一日署長を務めた上川隆也さん=テレビ朝日提供
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京都府・中京警察署の一日署長を務めた上川隆也さん=テレビ朝日提供

 俳優の上川隆也さんが2日、放送中の連続ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系、木曜午後8時)の舞台である京都の警察署で一日署長を務めた。スーツにスニーカーというマイペースで風変わりな主人公・糸村刑事のスタイルで京都府警察中京(なかぎょう)警察署で委嘱状とたすきを受け取った上川さんは、市内で開かれたイベントにも出席し、交通事故の防止などを呼びかけた。

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 上川さんが一日署長の“初仕事”として出席したのは、ゼスト御池(京都市中京区)で開かれた「交通事故の防止と特殊詐欺被害の撲滅に関するトークイベント」。糸村刑事が自転車を愛用していることにちなみ、「小学生の頃、自転車に乗っているときに、思いきりよそ見をして電柱にぶつかり、たんこぶを作ったことがあります」と自身のエピソードを披露しながら、事故の防止などを訴えた。

 さらに、特殊詐欺被害の撲滅についても同署の刑事課長と共にトークを展開。還付金詐欺の巧妙な手口を聞いた上川さんは「還付金詐欺の詳しい手口については僕も知らなかったので、大変勉強になりました」と感想を語り、「『還付金、ATMでは戻らない』というキャッチフレーズを、ぜひしっかり広めてください」と観客に呼びかけると共に、ドラマについて「撮影は残りわずかですが、1話1話、心に響く物語をお届けしていきたい」と力強く語っていました。

 「遺留捜査」は、糸村が事件現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマで、シリーズ第4弾となる今作は、京都が舞台で、栗山千明さん、段田安則さん、永井大さんらも出演。3日放送の第4話は、資産家の男性が自宅に押し入った強盗を射殺する事件が起き、男性は正当防衛を主張するが、現場から不審な点が多数見つかり、糸村は遺体が握っていた金のチェーンから真実を探ろうとする……というストーリー。

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