吉住渉さんの人気少女マンガ「ママレード・ボーイ」が、女優の桜井日奈子さん、俳優の吉沢亮さんのダブル主演で実写映画化されることが22日、明らかになった。
ウナギノボリ
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「ママレード・ボーイ」は、少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で1992~95年に連載され、シリーズ累計発行部数が約1000万部という大人気マンガ。主人公の小石川光希と松浦遊は、お互いの両親のダブル離婚とダブル再婚により、新松浦夫婦と新小石川夫婦の「両親S(りょうしんズ)」を含めた6人の奇妙な同居生活を始めることになる。初めは大反対だったが、徐々にその共同生活になじんでいく光希は、一緒に暮らす遊に引かれ始めていく……というストーリー。2013年から続編の「ママレード・ボーイ little」が月刊マンガ誌「ココハナ」(同)で連載中。
実写映画では、光希を桜井さん、遊を吉沢さんが演じる。「ストロボ・エッジ」「オオカミ少女と黒王子」などの廣木隆一監督がメガホンをとり、フジテレビ系の連続ドラマ「ラブジェネレーション」「神様、もう少しだけ」などの浅野妙子さんが脚本を担当する。
桜井さんは「私が映画のヒロイン役? 本当のことなんだろうか? とまだ実感できていないのが正直な気持ちです」と明かし、「ヒロイン・小石川光希はとにかくピュアで、すぐに頬を赤く染めてしまうような子なんです。20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪形や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています。そして、デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄(ほんろう)され、恋に悩み苦しむピュアでいちずな光希を全力で演じたいと思います」と意気込んでいる。
また、吉沢さんは「今回のような“ドストレート”な二枚目(役)は初めてです。ついにこの顔面をフル活用するときが来たなと。90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます」とコメントしている。映画「ママレード・ボーイ」は18年公開。
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