小林直己:AKIRAが目撃! 木刀振って精神統一? 青柳翔も真摯さ「見習いたい」

映画「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」に出演する小林直己さん (C)2017「HiGH&LOW」製作委員会
1 / 6
映画「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」に出演する小林直己さん (C)2017「HiGH&LOW」製作委員会

 「EXILE TRIBE」によるエンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の劇場版新作「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」が、11日から公開される。前作「HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY」から新たに登場した“ターミネーター(始末人)”九鬼源治役の小林直己さん、源治と死闘を繰り広げた琥珀役のAKIRAさんと九十九役の青柳翔さんに、撮影現場の様子などを聞いた。

あなたにオススメ

 ◇源治役の評判に小林直己は安堵

 「HiGH&LOW」は、ドラマや映画、SNS、配信、マンガ、オリジナルベストアルバム、ライブなどが連動したプロジェクトで、「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」の五つのチームが拮抗(きっこう)するSWORD地区を舞台に、男たちのプライドを懸けた壮絶な戦いや仲間との友情、絆などを描いてきた。

 「END OF SKY」では、「雨宮兄弟」の長兄・尊龍(斎藤工さん)が命と引き換えに手に入れたUSBメモリーを巡る戦いが描かれ、情報漏洩(ろうえい)を阻止すべく反社会組織「九龍グループ」から刺客として源治(小林さん)が送り込まれ、雨宮兄弟の次男・雅貴(TAKAHIROさん)と三男・広斗(登坂広臣さん)、チーム「ムゲン」の琥珀(AKIRAさん)と九十九(青柳さん)との「1対4の死闘」が大きな見どころとなっていた。

 屈強にして冷酷、倒しても倒しても立ち上がってくるという、“まるでサイボーグのような不死身の剣術使い”を完璧に演じ切った小林さんは、「源治はかなり立ち位置がはっきりとしていたキャラクターで、特にアクションチームとうまく作り上げることができた。そういった意味でも、キャラに振り切って演じることはできましたし、周りからも琥珀や九十九、雨宮兄弟といい対比になっていると言ってもらえたので、安心しました。うれしかったです」と安堵(あんど)する。

 実際に小林さん演じる源治と“拳を交えた”AKIRAさんも、「他に類のない、想定外の演技を見せてくれた」と感心する。「直己って体が大きいし、強そうだし、追っかけてくるだけで怖い(笑い)。そこにさらに殴られたときの表情や立ち上がり方とか、しっかりとキャラが作り上げられていたから、『絶対にやべえ、逃げろ!』みたいな気持ちにさせてくれた」と振り返る。

 ◇小林直己の真っすぐさは「ちょっと面倒くさい」?

 また普段の小林さんの様子をよく知るAKIRAさんは、「直己にとって源治って役はすごく合っている。日ごろの誠実すぎる真っすぐさとか、あと普段から鍛錬で木刀も振っていますしね」とニヤリ。「杉良太郎さんのもとで演技を学んでいて、常日ごろから精神統一で木刀を振っているのを見ていたので、ただ単に“怖い人”というよりかは真っすぐなところ、“主君に尽くす”みたいな部分は役にピッタリ。でもそこがちょっと面倒くさいんだけど……」と笑顔で明かす。

 青柳さんも「誰が相手でもアクションは毎回“ガチ”(真剣)なんですけど、(小林さんとの対決は)より気合が入りました」と言い、「役や作品に対する真摯(しんし)な姿勢は以前から知っていたんですけど、今回は特に監督と積極的にディスカッションをしながらシーンを作ろうとしていたので、絶対に見習わないといけないなって」と語った。

 ◇新作「FINAL MISSION」の見どころは…

 11日公開の新作「FINAL MISSION」では、「山王連合会」のコブラ(岩田剛典さん)を中心に結束を固めるSWORDが九龍グループの全面対決に突入する。源治と琥珀、九十九の再戦も楽しみなところで、小林さんは「『2』と『3』は同時進行で撮影していたので、あのアクションの先に何が生まれたのか。より進化したアクションにはもちろん注目してもらいたいし、それぞれのタイトルの『END』と『FINAL』の意味、それぞれ自分たちが信じる正義のぶつかり合いを期待してほしい」とメッセージを送る。

 AKIRAさんも「本当に『3』は『2』を超える内容になっていると思いますし、もちろんアクションも『2』とはまた違った展開があって。ここまで築き上げてきたストーリーの終着点といいますか、いろいろな点と点がつながって、線になっていくと思う」と力を込める。青柳さんは「僕は割と車関係のアクションが多くて(笑い)。『2』では車輪止めを武器にしてバイクを回避したんですけど、『3』ではちょっと車関係から離れて剣を回避する。『なぜにそれを手に取った?』と皆さん思われると思うので、楽しみにしていただければ」と“予告”していた。

写真を見る全 6 枚

映画 最新記事