寛一郎:佐藤浩市の息子がドラマ初出演 竹野内豊主演作品で新人記者役

スペシャルドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」に出演する寛一郎さん(C)テレビ東京
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スペシャルドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」に出演する寛一郎さん(C)テレビ東京

 俳優の佐藤浩市さんの息子で、俳優の寛一郎さんが今年春に放送されるテレビ東京の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」に出演することが11日、分かった。寛一郎さんがドラマに出演するのは初めてで、「ドラマ初出演ということはあまり意識しておらず、目の前の作品を一つ一つやっていく、というだけでし た。佐々部(清)監督も映画のように撮られていたので、ドラマという感覚はなかったです」と明かしている。

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 竹野内豊さんが演じる主人公の新聞記者・関口豪太郎とともに、連続誘拐殺人事件を追う新人記者の岡田昇太役の寛一郎さんは「竹野内さんとはお会いするのも初めてだったのですが、とてもフランクにものすごく優しく接してくださる方でした」とコメント。自らの役については 「最近の若者をイメージしました。その若者が上司の竹野内さんの熱くひたむきなやり方に良い意味で影響、感化されていく話なので、竹野内さんのお芝居にいろいろと岡田を引っ張ってもらいました」と感謝している。

 ドラマは本城雅人さんの小説「ミッドナイト・ジャーナル」(講談社)が原作。家族も子どもも失った「仕事命」の不器用な新聞記者・関口豪太郎が、世間を震撼(しんかん)させた連続誘拐殺人事件で世紀の大誤報を打って支社に飛ばされながらも、7年越しで連続誘拐犯を追いつめるため、真実を求めて奮闘するサスペンスエンターテインメント。 

 ドラマの田淵俊彦プロデューサーは「(寛一郎さんが出演した)映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を見てうなった。自然体でありながら、触れば壊れてしまいそうな『繊細なピュアさ』や、時折見せる『芯の強さ』という相反する二つの魅力に目が離せなかったからだ。それゆえ、ぜひこの作品の岡田の役は寛一郎さんにやっていただきたいと熱望していた」と明かし、寛一郎さんの演技については「想像以上に素晴らしかった。一番すごいと思ったのが、『そこにいるかどうかわからないほどの自然体』という存在感である」と語っている。

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