木村拓哉さん主演の連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回が15日に放送される。木村さんはこのほど長時間のアクションシーンを撮り終え、3カ月にわたる全撮影を終了。深夜にもかかわらず駆けつけた身辺警護課のメンバー・高梨雅也役の斎藤工さんと沢口正太郎役の間宮祥太朗さんから花束を贈られると、「本当にきつい中での撮影だったけど、それによって強い絆も生まれました。このチームの一員として撮影に参加できたことは、とてもありがたい」と感謝を語った。
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木村さんは「今日クランクアップを迎えたんですけど、正直現実味がないです。この3カ月間、毎日このメンバーで撮影して、移動して、お弁当食べて……、ずっと一緒にいたので、急にこれで終わりですと言われても、なんだか信じられない。物事には必ず始まりがあって終わりがある、というのは当たり前なんですけど、『BG~身辺警護人~』は、これが終わりじゃなくて、句読点の“読点(、)”だといいなあと、どうしても思ってしまう」と名残惜しそうに語った。
ドラマについては「実は第1話ができあがって、放送を見るまではこの作品がどんなものになって、みなさんにどんなふうに受け取ってもらえるか、ボディーガードという職業が今の世の中にどんな求められ方をするかということが不安でもあったし、ドキドキしていたんです。でも多くの方に受け入れていただけましたし、(所属する身辺警護課の)キャラクターひとりひとりの個性も、それぞれの役柄を上川隆也さん、斎藤工くん、間宮祥太朗くん、菜々緒さんが演じてくれたからこそ、輝いていたのだと思います」と振り返った。
最終回は、発砲事件で命を落とした身辺警護課課長の村田(上川さん)の遺品であるICレコーダーに残されていた、発砲現場の状況を記録したデータが警察によって消され、世論も身辺警護課にとって逆風となるが、章たちは村田の汚名をすすごうと誓う……という展開。
木村さんは、最終回について「『BG~身辺警護人~』チームは、視聴者のみなさんが見てくださる、楽しんでくださる、ということを励みに撮影を踏ん張ってきました。みんなで一緒にゴールテープを切ったチームだったので、皆さんもぜひ、最終回を端から端まで余すことなく楽しんでいただいて、一緒にテープを切っていただけたらなと思います」と、メッセージを寄せている。
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