海に眠るダイヤモンド
第2話 スクエアダンス
11月3日(日)放送分
俳優の阿部寛さんが主演し、10月からTBS系「日曜劇場」枠で放送される人気ドラマ「下町ロケット」の続編に、 お笑いタレントのイモトアヤコさんが出演することが2日、分かった。イモトさんは、2010年に放送された同局の特別ドラマ「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」で女優デビュー。同局のドラマに出演するのは約8年ぶりで、連続ドラマは初めて。イモトさんは帝国重工の元社員で“天才エンジニア”と呼ばれていた島津裕を演じる。
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島津は、トランスミッションメーカー「ギアゴースト」の副社長でありながらも、自身も技術者として開発にあたっている。創業5年のベンチャー企業でもあるギアゴーストは、トランスミッションを主戦とし、パーツの一つ一つをコンペで選定し外注するという、新たなビジネスモデルで急成長している。佃製作所は、ひょんなことからトランスミッションに使用するバルブのコンペに参加することになる。島津は、佃航平(阿部さん)をはじめ佃製作所のメンバーとも深く関わっていく重要な役どころだ。
ドラマは、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作で、2015年10月クールに放送された。宇宙科学開発機構の研究員だった佃は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされ、父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが……というストーリー。前作では1作目を基にした「下町ロケット編」と、シリーズ第2作「下町ロケット2 ガウディ計画」が原作の「ガウディ計画編」が放送された。
続編は、「下町ロケット」シリーズの最新作となる第3弾「下町ロケット ゴースト」が原作。特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、度重なる困難を社員が力を合わせて切り抜けてきた「佃製作所」だったが、またしても予期せぬトラブルにより窮地に陥る。いまや佃製作所の主力商品となっているロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして番頭・殿村に訪れた危機。次々に起こる絶体絶命のピンチを切り抜けるため、佃が下した意外な決断とは……。“宇宙から大地へ”佃製作所は大きな転換期を迎える……という内容。続編の制作陣は、前作と同様にプロデューサーを伊與田英徳さん、演出を福澤克雄さんが務める。10月から毎週日曜午後9時に放送される。
今回「下町ロケット」という大好きな作品に参加できることがうれしくてたまりません。
私が演じる島津という女性は純粋に物作りを愛するプロフェッショナルな誠意ある技術者です。私自身、好きなものは好きと言える人でありたいと日々思っております。そういった本当のことを生かしながら今回島津という女性を演じられたらと思います。
そして現場にいらっしゃるドラマという物作りを愛する福澤組のキラキラした目と高揚感のある撮影現場になんだか緊張感と共に不思議な居心地の良さを感じております。月曜日からまた「よし!」と思ってもらえるよう、日曜日の夜を盛り上げていけるギアの一部になれたらなあと気合を入れております。
ある舞台で、芝居に対して体当たりで向き合っていらっしゃるイモトさんを見て感動したことを昨日のことのように覚えています。イモトさん演じる島津裕は原作でも個性が強く、新シリーズの大きな鍵を握る印象的な役どころです。この島津という役を、あの真っすぐな目をして演じていたイモトさんにぜひともお願いしたいと思いオファーしました。
クランクインは阿部さん演じる佃社長とのツーショットのシーンからだったのですが、良い緊張感のもとすてきなシーンが撮影でき、これからがますます楽しみになりました。女優としてのイモトさんの本気の演技に期待しています。皆さんも楽しみにしていてください。
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