土屋太鳳:「累-かさね-」で“妖艶な舞”披露 狂気と妖しさを帯びた表情も 特別映像公開

女優の土屋太鳳さん、芳根京子さんがダブル主演する映画「累-かさね-」で、妖艶な舞を披露した土屋さん(C)2018映画「累」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社
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女優の土屋太鳳さん、芳根京子さんがダブル主演する映画「累-かさね-」で、妖艶な舞を披露した土屋さん(C)2018映画「累」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社

 女優の土屋太鳳さん、芳根京子さんがダブル主演する映画「-かさね-」(佐藤祐市監督、7日公開)の特別映像が4日公開され、土屋さんのダンスシーンが公開された。公開されたのは、劇中劇「サロメ」の中でのダンス「七つのヴェールの踊り」の本編映像の一部と、ダンス練習を行っているメーキングシーンをミックスさせた映像。土屋さんは、“妖艶な舞”を披露し、狂気と妖しさを帯びた表情を見せている。

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 映画は、マンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の松浦だるまさんのマンガが原作。天才的な演技力を持ちながらも、自らの醜い容貌を恨み続けてきた累(かさね、芳根さん)と、美貌を持ちながらも、花開かずにいる舞台女優のニナ(土屋さん)が、互いの足りない部分を埋めるように導かれ、出会い、反発しながらも互いの目的のため、累の母親が残した、キスした相手と顔を入れ替えることができる不思議な力を秘めた口紅の力を借りて、入れ替わることを受け入れる……というストーリー。

 7月にスイスで行われた「第18回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」では、「観客賞」を受賞した同作。日本で行われた試写会では、観客から「すごかったとしか言えない程の衝撃」などSNS上で反響を呼んでおり、とくに「土屋さんのダンスがすごすぎる」と土屋さんのダンスが話題となっていた。

 土屋さんは、世界的な歌手、シーアさんのミュージックビデオに出演した際、楽曲の世界観をダイナミックに表現し、プロ顔負けのダンスを披露。また、2016年の「NHK紅白歌合戦」では、郷ひろみさんのステージで、裸足で情熱的なダンスを披露した。そのどちらも振り付けを行ったのが、世界で活躍するダンサーの辻本知彦さんで、今回の振り付けも辻本さんが担当した。

 辻本さんは、土屋さんについて「西洋と東洋の両方の美しさを感じさせる手を持っています。顔の表情の出し方もきれいで、せつなくて魅力的だなと思います。そこは今回の振り付けでも生かすようにしました」と紹介。今回の土屋さんのダンスについては、「お客さんが客席に入っても変なプレッシャーを感じてなかったと思います。そこに彼女の成長を感じましたし、お客さんの反応も良かった気がします」と明かし、「今後も機会があれば、また何か一緒にやりたいですね」とコメントしている。

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