女優の吉田羊さんが2日、東京都内で開かれた主演映画「ハナレイ・ベイ」(松永大司監督、19日公開)のプレミア上映会に登場。司会から「松永監督の演出が厳しかったそうですね」と聞かれた吉田さんは「(撮影)初日からコテンパンにやられまして……。あるシーンで(吉田さん演じる)サチの動きが監督的には納得いかなかったようで、これ見よがしにため息をつき……。あの瞬間、この作品が終わったら女優をやめようと思いました。そのくらい追い詰められて闘った撮影でした」と明かしていた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
イベントに同席した松永監督は「(ため息を)つきましたか?」と聞くと、吉田さんは「ついてました」と即答。松永監督は「ごめんなさい」と謝罪し、「自分の全てを出し切らないといいものにならないと思っていたので、妥協しないで挑ませてもらいました。それに(吉田さんは)応えてくれたと思います」と話した。
吉田さんは「夕べから心がふわふわして、心ここにあらずという感じですが、それはおそらく魂をささげてサチという役を演じたものですから。私の魂はいまだにこの映画にあるものだと思います」と語った。会見には、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の佐野玲於さん、村上虹郎さん、プロサーファーの佐藤魁さんも出席した。
映画は、村上春樹さんが2005年に発表した「東京奇譚集」(新潮文庫)の一編「ハナレイ・ベイ」が原作。米ハワイのハナレイ・ベイで一人息子をサーフィン中の事故で亡くしたシングルマザーのサチ(吉田さん)は、10年間命日にベイを訪れ、ビーチの近くの木の下で海を見つめ過ごしている。そんな中、サチは若い日本人サーファーから“片脚の日本人サーファー”の存在を聞かされる……というストーリー。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。