終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
第九幕 隠蔽企業に反撃の時…“決心”した遺品整理人
12月8日(月)放送分
“平成最後の月9”などと言われている俳優の窪田正孝さん主演の連続ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第1話が8日、放送された。オープニングで主要キャラクターたちが一列に並ぶシーンや、冒頭で甘春総合病院の放射線技師が出勤し、エレベーターに一緒に乗り込みながら“新人”について話をするなどの演出があり、SNSでは「HEROっぽい!」「HEROを意識しているの?」などと、2001年から始まった同枠の人気ドラマ「HERO」シリーズのオマージュを指摘する声が上がった。
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実は「ラジエーションハウス~」の演出を手がけるのは、「HERO」シリーズや「ロングバケーション」などの鈴木雅之監督。今作の中野利幸プロデューサーは「鈴木監督はチームを爽快に描くのにピッタリ。月曜日からスカッとできるドラマを提供します。“鈴木演出”で化学反応を起こしてくれると思います! 」と話していた。
窪田さんもドラマの会見で、“月9”作品が大好きだったと語りながら「『HERO』や『ロングバケーション』の鈴木監督は、今回、初めてご一緒させていただくのですが、パワフルで面白い方。台本でシュンとしてしまう部分や感動的な部分があるのですが、あえて、そう見せないところがある。演じていてすごく新鮮ですし、鈴木さんとの出会いは、今作をやる上ですごく大きいことだと感じています」と語りながら、「(共演者らは)個性的でうるさいぐらい話す。チーム感がいいので、それが(映像に)反映されていると思う」と自信をのぞかせていた。
ドラマは、マンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の横幕智裕さん作、モリタイシさん画の「ラジエーションハウス」が原作。甘春総合病院の放射線科“ラジエーションハウス”を舞台に、CTやMRIで病気を撮像する診療放射線技師の唯織と、画像を読影し診断を主治医に伝える放射線科医の杏らの活躍を描く医療ドラマ。今後も、「HERO」をイメージさせる演出が登場するのか期待したい。
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