俳優の長谷川博己さんが6月17日、NHK放送センター(東京渋谷区)で行われた、2020年1月から放送される主演大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の出演者発表会見に出席した。6月3日にクランクインし、現在は放送3週目を撮影中といい「白熱しています。役に没頭して次の日起きられない。夫婦円満でラーメンを作っていた時代が懐かしいと思える3週目でございます」と朝ドラ「まんぷく」を引き合いに過酷な撮影現場を明かした。
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また「期待をかけられるとプレッシャー。いろいろ言われて少し明智の気持ちが分かった気がする。いろいろな重圧が多かったと思うので。なぜああいうことをしたのか毎日考えているような状況」とコメント。「とにかくチーム一丸となって頑張っていきたい。期待していただいて構いません。すごいもの見せられると自信を持って言える。見せます!」と胸を張った。
「麒麟がくる」は、1991年放送の「太平記」を手がけた池端俊策さんによるオリジナル作品。ひと癖もふた癖もある群雄たちが、戦国時代を舞台に、縦横無尽に活躍する内容になるという。
この日は明智光秀の生涯のライバルで、後の豊臣秀吉となる藤吉郎役を佐々木蔵之介さん、光秀の正室となる煕子(ひろこ)役を木村文乃さんが演じることが発表された。ほかに、斎藤道三の側室・深芳野(みよしの)役を南果歩さん、斎藤道三の有力家臣の一人となる稲葉良通役を村田雄浩さん、明智家家臣の藤田伝吾役を徳重聡さん、織田信長の生母・土田御前役を檀れいさん、13代目将軍足利義輝の弟・足利義昭役を滝藤賢一さん、今川義元役を片岡愛之助さん、光秀の生涯の友・細川藤孝役を眞島秀和さん、藤孝の義兄・三淵藤英役を谷原章介さん、そして若き光秀に大きな影響を与える戦国武将・松永久秀役を吉田鋼太郎さんが演じることも発表された。新たに発表された出演者11人も会見に出席した。
またドラマの語りを歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが担当することも発表され、書家の中塚翠涛さんが手がけた作品の題字もお披露目された。
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