人気カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズ最新作「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(デビッド・リーチ監督)が、8月2日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。2001年公開の「ワイルド・スピード」を皮切りに過去8作で世界累計興行収入5000億円を突破した人気シリーズ。ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソンさん)とデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサムさん)が3度目のバディーを組み、シリーズ最強と言っても過言ではない敵と激突する。
ウナギノボリ
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テロ組織からの新型ウイルス兵器奪還作戦を決行したMI6。しかし突然、謎の男に急襲され、部隊は壊滅状態に。ただ一人生き残った女性エージェント、ハッティ(バネッサ・カービーさん)は、ウイルスと共に行方をくらます。政府からハッティ保護を依頼された、元FBI特別捜査官のルーク・ホブス(ジョンソンさん)と、元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ステイサムさん)は、反発し合いながらも手を組み、ハッティの行方を捜すことに。実は、ハッティはショウの妹だった……。
これまでの敵が生ぬるく見えるほど、今回の敵の強さは別格。その男、ブリクストン(イドリス・エルバさん)は、世界の破滅をもくろむ組織に肉体改造され、もはや人間とは言いがたい存在に。バイクごと2階建てバスに突っ込んでも、弾丸が当たっても不死身。相手の動きを分析し効果的に攻撃する能力も持つ。まるでターミネーターだ。
そのブリクストン率いる組織と壮絶な戦いを繰り広げるホブスとショウは、ロンドン、ロシア、ホブスの生まれ故郷サモアと、世界中を爆走する。サモアでは、ホブスのファミリーも登場し、これまでのシリーズにはないユニークな戦いぶりを見せる。ヘリVS車の対決では、その豪快な激闘ぶりにあっけにとられたほどだった。
ジョンソンさんとステイサムさんの体を張ったアクションはもちろんのこと、2人に負けないアクションを見せるカービーさんにも注目。「ワイルド・スピード ICE BREAK」(2017年)にノークレジットで出演したヘレン・ミレンさんも本格的に登場し、息子ショウとのほほ笑ましい(?)やりとりを見せてくれる。
日本語吹き替え版では、ホブスの声を小山力也さん、ショウの声を山路和弘さん、ブリクストンの声を山寺宏一さん、ハッティの声を沢城みゆきさんが担当している。(りんたいこ/フリーライター)
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