ミス・ジコチョー:第9回 松雪泰子が車メーカーの“絶対安全神話”に切り込む!?

連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」第9回の一場面 (C)NHK
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連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」第9回の一場面 (C)NHK

 女優の松雪泰子さん主演のNHK連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」(総合、金曜午後10時)の第9回が12月13日に放送される。車メーカー編の前編で、副題は「ファイル9『真奈子、ホストに貢ぐ』」。高齢男性の運転する車が、歩行者を死亡させてしまう事故が発生する。運転者は「ブレーキが効かなかった」と主張するが……。

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 メーカーは「創設以来100年リコールなし」の絶対安全神話を誇るSHIMIZU自動車。大勢は「運転者の責任」という流れで、真奈子(松雪さん)は実験を繰り返すうち、車両側の欠陥の可能性を見いだしていく。だがそのころ、「真奈子がホストに大金を貢いでいて、研究費を使い込んでいるのではないか」という疑惑が報道され、大騒ぎになる……という展開。

 「ミス・ジコチョー」は、連続ドラマ「半沢直樹」「陸王」(TBS系)の八津弘幸さん、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の徳尾浩司さんらのオリジナル脚本。天才工学者が、毎回さまざまな事故を第三者の目で調べる「事故調査委員会(事故調)」委員になり、秘められた真相に挑むミステリーエンターテインメント。

 松雪さん演じる主人公・天ノ真奈子は、失敗の責任を追及するのではなく、直接の原因と背景的・社会的な原因を究明して知識化し、再発防止に役立てる学問「失敗学」を武器に、事故の背景に潜む人間模様や社会のひずみに斬り込んでいく。

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