麒麟がくる:地元・岐阜に大河ドラマ館オープン 題字担当の書家・中塚翠涛さんが訪問し、感慨…

「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」を訪問した中塚翠涛さん=NHK提供
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「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」を訪問した中塚翠涛さん=NHK提供

 俳優の長谷川博己さん主演で1月19日にスタートする2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の地元・岐阜市の歴史博物館に「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」が11日オープンし、ドラマの題字を手掛けた書家・中塚翠涛(なかつか・すいとう)さんが訪問した。

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 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマで、1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんによるオリジナル脚本。私怨により本能寺で織田信長を討った謀反人のイメージを覆す、勇猛果敢かつ理知的な天才・明智光秀を、史料がほとんど残っていない20代の青春時代から描写する。

 大河ドラマ館は、登場人物や相関図、年表、エピソードなどの紹介、ドラマに登場する衣装や小道具などの展示に加え、収録セットなど美術の世界を一部再現したコーナーや撮影風景やメーキング映像を上映するドラマシアターなどもある。2021年1月11日まで。

 TBS系の連続ドラマ「SPEC」の書道監修などで知られる中塚さんは、「(『麒麟がくる』の)題字を書くにあたり、自分なりに思う光秀像を表現したほか、光秀だけではなくほかにも多くの人物が登場する『麒麟がくる』というドラマをどう表現するか。力強いのが良いか、繊細なのが良いか、試行錯誤を繰り返しました」と明かす。

 さらに「そのように出来上がった題字が館内にたくさん飾られているのを拝見し、皆さんに育てていただいているような気持ちです。実際に舞台となった岐阜に来て、この土地で歴史を体験し、『麒麟がくる』の世界に入り込めることにとても感慨深く思います」とコメントしている。

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