横浜流星:「シロクロ」でGP帯初主演も「僕はまだまだ未熟者」 「あな番」共演の田中圭から影響も

連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」に出演する横浜流星さん
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連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」に出演する横浜流星さん

 女優の清野菜名さんと俳優の横浜流星さんがダブル主演する、連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)が1月12日にスタートする。今作がゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)初主演となるも「僕はまだまだ未熟者」と語る横浜さんに、“座長”としての心構えなどを聞いた。

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 ◇GP帯初主演は「不安だけど、楽しみながらやろうと思う」

 ドラマは、“ミスパンダ”こと川田レン(清野さん)と、レンを操る“飼育員さん”こと森島直輝(横浜さん)の“最凶バディー”が、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗さん)から依頼を受け、世の中のグレーな事件に白黒をつけるオリジナル作品。

 オリジナル作品ということもあり、現場の雰囲気は「みんなで『これどう?』『こう動いたら?』と意見を出し合っていて、すごく楽しいです」。横浜さん自身も、直輝の動きなどでアイデアを出しているそうで、「みんなが楽しんでいる感じが伝わってきて、いい空気が流れていますね」と声を弾ませる。

 座長として意識していることを「『清野さんがいて、僕』。みんながやりやすい現場を作りたいので、前に行くより、支える立場にいるようにしています」と明かす。ドラマは、横浜さんも出演した「あなたの番です-反撃編-」と同枠で放送されるが、座長としての心構えは、「あな番」主演の田中圭さんの影響もあったそうで、「圭さんは自分がどうこうではなく、周りがやりやすい環境を作ってくれたので、参考にしているかもしれませんね」と笑う。

 GP帯初主演というのは、「目標の一つでしたが、まだ早いんじゃないかなと思いました」と率直に語る。「僕はまだまだ未熟者なので、いろいろと経験して、ようやく皆さんに認めてもらえ、自分の気持ちも『よし!』となったら(主演に)と思っていたんで、想像以上に早かったです。そこは不安だけど、楽しみながらやろうと思っています」。

 ◇「無になる時間」を大切に

 昨年は「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)を皮切りに、「あなたの番です-反撃編-」、「4分間のマリーゴールド」(TBS系)と3作の連ドラに出演。さらに「愛唄 -約束のナクヒト-」「チア男子!!」「いなくなれ、群青」といった主演映画も立て続けに公開され、大躍進の年だった。「ずっと、目の前のことをやるということは変わってはいないんですが、主演という立場をいただくことも多くなってきたので、より自分の役目に責任感が強くなりました」と振り返る。

 作品や共演者に恵まれた昨年は、横浜さんが気づくことも多くあった。「正解はないけれど、お芝居はまだまだと思っています。これまでは同世代の方との共演が多かったんですが、去年は先輩が多く、学ぶことが多かった。学ぶと同時に、自分の引き出しの少なさとかを痛感したので、もっと先輩と共演して、いろいろと吸収して学んで、実力を付けたいです」と言う。

 その中でも「『あな番』はデカかった」といい、「圭さんの芝居もそうだし、現場の立ち居振る舞い方も、見ていて学ぶことが多かったですね。『はじこい』でも、中村倫也さんと永山絢斗さんの芝居のアプローチが全然違ったので、そこで学ぶことが多かったですね。恵まれた1年でした」と語る。

 横浜さんは、リラックスするため「家で無になる時間」を大切にしているという。「普段いろんなことを考えていたら、頭がグルグルしてしまうので、排除する時間は大切にしています。音楽を流しながらボーッとしたり。仕事から離れて無になる時間がないと、頭が回らなくなってしまいますね」と笑った。

 ◇「シロクロ」は「攻めた作品」

 「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」というタイトルについて、横浜さんは「グレーな人間にフォーカスし、シロクロつけず手段を選ばない」ところや、「なぜパンダがシロクロつけるのか」といった点を「攻めている」と表現。「モニターチェックした時、良い意味で『なんだこれは!?』と感じました(笑い)。日本のドラマではなく、海外のドラマのような映像に仕上がっています」と自信たっぷり。

 「自分が読んでいて面白いと思える台本なので、さらに面白くできるようにキャスト、スタッフともに頑張っています。毎週ハラハラドキドキできる展開になっているので、たくさんの方に見ていただけるとうれしいです」とアピールしていた。

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