映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「2020年 エランドール賞」の新人賞を、女優の安藤サクラさんが受賞し、2月6日に東京都内で行われた授賞式に出席。昨年のNHK連続テレビ小説「まんぷく」では、子育てと撮影を両立させて、ヒロインの福子を演じきった安藤さん。受賞を「まず、『まんぷく』に三十路で子持ちというリスキーな私を、ヒロインに選んでくれた制作、スタッフの方に、新人賞というフレッシュな賞をいただけたよと伝えたいです」と喜んでいた。
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また「私は1年間、大阪に住み、『まんぷく』とともに生活しました。この1年を、私と娘にとって、どれだけ豊かにしてもらったかと、終わってから毎日感じています」と回顧。時折、言葉をつまらせつつ「たかが1年、されど1年と思えた作品でした」と語っていた。
安藤さんは昨年「まんぷく」のほか、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」、特集ドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」(NHK)などに出演。この日の授賞式には、「まんぷく」の脚本を担当した福田靖さんがプレゼンターとして登場した。
エランドール賞の新人賞はスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画やテレビを背負って立つことが期待される俳優に贈られる賞。今年は新人賞に安藤さん、神木隆之介さん、横浜流星さん、清原果耶さん、吉沢亮さん、橋本環奈さんが選ばれた。
また、特別賞は映画「新聞記者」の製作チームが受賞。プロデューサー賞は映画「翔んで埼玉」の若松央樹さんと古郡真也さん、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の清水拓哉さん、家冨未央さん、大越大士さん、プロデューサー奨励賞は映画「蜜蜂と遠雷」の石黒裕亮さん、連続ドラマ「凪のお暇」(TBS系)の中井芳彦さんが受賞した。
橋本環奈さん主演の2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)が、9月30日にスタートする。
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