名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
アニメ「からくりサーカス」「どろろ」などを企画立案をしてきた「ツインエンジン」の発表会「TWINENGINE Conference 2020」が4月30日、インターネット上で開催された。グローバル配信の競争が激化し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、アニメ制作会社が厳しい状況にある中で、新たな戦略を発表した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
2010年は約200本のアニメが放送された中で、配信、海外の売り上げが約3000億円、DVDなどのパッケージの売り上げが約1000億円だったのに対し、2018年は約330本のアニメが放送され、配信、海外が約1兆円、パッケージが約500億円だったと発表。作品数が増え、配信、海外の売り上げが約3倍になったのに対し、パッケージは半減したという。
2020年以降は、Netflix、Amazon Prime Videoに加え、アップル、ディズニー、HBOmaxなどが参入することで、グローバル配信サービスの競争が激化し、市場規模がさらに拡大すると予測。一方、アニメの制作現場は、働き方改革の波と人材不足によって、制作会社が淘汰(とうた)されることが考えられる。
ツインエンジンは、世界に向けたコンテンツ、SNSで気軽に楽しめるショートアニメなどの制作体制を構築することを目的に、新法人のEOTA(engine of the animation、イオタ)を設立した。ツインエンジンは「ペンギン・ハイウェイ」のスタジオコロリド、「ゴールデンカムイ」のジェノスタジオなどのアニメ制作会社を運営しており、グループとして、より柔軟性のある制作体制を目指す。
ツインエンジンの山本幸治プロデューサーは「スタジオがアニメを制作するのがキツくなっている。コロナでそれがさらに顕在化した。EOTAは、スタジオの受け皿のようなもの。海外に向けて作品を発信しようとした時、個人のクリエーターのセンス、個性を劣化させずに、いかにユニークなフィルムを作るかが大事。グループとして団結し、自分たちの色をより出せるように、小さいユニットをいくつも作って、伸びたり縮んだりできるようにしていきたい」と説明した。
新たなショートアニメも発表。アニメ「おとなの防具屋さん」などの山元隼一監督が手がける「ボクらのロケットはキミと青春成層圏をこえていく」を制作する。ロケットの打ち上げを題材とした青春コメディーになるという。
アニメ「端ノ向フ」やバンド「SEKAI NO OWARI」のライブ演出アニメなどを手がけてきた塚原重義監督のショートアニメ「クラユカバ」の第2回クラウドファンディングもスタートした。同作は昨年、第1回クラウドファンディングを実施し、パイロットフィルムを制作。第2回で本編制作を目指す。目標金額は2000万円で、Motion Galleryで募集する。ぽちさんが美術設定、背景原図を手がけ、りょーちもさんがスペシャルアニメーターとして参加する。
劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」などの石田祐康監督も登場し、次回作の舞台が団地になることを発表した。
尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャンプフェスタ2025」内で行われ…
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載され、話題となったタイザン5(ファイブ)さんのマンガが原作のアニメ「タコピーの原罪」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千…
1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。12月15~21日は、「サイボーグ009」と「仮面ライダー」の特別展示「仮面ライダー009」が公開されたニュースや「ヤ…
新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。12月23~28日に発売される主なコミックスは約460タイトル。今年9月に約6年半の連載に幕を下ろした「呪術廻戦」29巻と最終30巻…
2024年12月22日 21:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。