女優の竹内愛紗さんが6月15日、主演を務める連続ドラマ「シックスティーン症候群（シンドローム）」の完成発表会に登場した。同作で、ビジュアルも中身も男らしく校内で「王子」と呼ばれている“イケメン女子高生”の東息吹（あずま・いぶき）を演じる竹内さんは、“サバッとした”ところが息吹との共通点といい、役作りについて「街や電車の中で若い男性を見て、ポケットに手を突っ込んで歩く様子など男らしい仕草を研究しました」と明かした。

あなたにオススメ

非合法なのに幕府はなぜ黙認　「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス

　完成発表会には共演の武田玲奈さん、板垣瑞生さん、ゆうたろうさんも出席。撮影の思い出を聞かれた竹内さんは「4人でしゃぶしゃぶ」と語った。

　ドラマについては「シンドロームになるぐらいそれぞれの悩みや葛藤が繊細にリアルに描かれていて、私自身も原作を読んだときに共感できる部分がすごくあったし、16歳のそのときがないと大人に成長できないだろうし、皆悩みとかつらいことがあると思うので、共感しながら見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

　「シックスティーン症候群」は、少女マンガ誌「マーガレット」（集英社）で連載された小夏さんの同名マンガが原作。息吹は幼なじみで男性恐怖症の織田沢めい（武田さん）のことを守っていくと心に決めている。めいは小学生時代にある事件に遭っていた。“チャラ男”の浅田睦巳（板垣さん）は、そんな2人に近づくが、次第に息吹に本気で恋をしてしまう。そこへ、小さく可愛らしい櫻井直（ゆうたろうさん）まで現れ……という物語。

　ドラマは全8話。フジテレビの動画配信サービス「FOD（エフオーディー）」で6月19日午前0時に配信スタート。毎週金曜午前0時に最新話が配信される。また、この完成発表会の模様を収めた番組が同17日午後4時に無料配信される。