ESCAPE それは誘拐のはずだった
最終回 誘拐が終わり、人生が始まる。
12月10日(水)放送分
窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)に、主人公・古山裕一(窪田さん)の幼なじみ・佐藤久志役で出演している山崎育三郎さん。6月23日放送の第62回は、久志がなぜ歌の道に進むことになったのか、そのきっかけについての物語となった。同回を含む、第13週「スター発掘オーディション!」(6月22~26日)について、「やがて音楽の道を志すことになる久志の原点が垣間見える週」と位置づけていた山崎さんが、久志役への思いを語った。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
第62回は、学校ではクールに振る舞う10歳の久志(山口太幹さん)だったが、家では父の再婚で新しくやってきた母・玲子(黒川芽衣さん)になじむことができず、葛藤を抱えていた。ある日、クラスの生徒で歌っていると、担任の藤堂先生(森山直太朗さん)が久志の歌の才能に気づいて、学芸会でその歌声を披露することを勧める……という内容だった。
子供時代の久志は、山崎さんによると「いつも突然現れて、達観したことを口にしたかと思うと、また突然いなくなるというような少年」。第62回では、両親の離婚によって、実の母親と離れ離れにならざるを得なかったという、悲しい過去と共に、そんな久志を救ったのが音楽だということも明らかにされた。
山崎さんは「『こんな過去があったからこそ、久志は常に明るいんだ』と思えるエピソードで、僕も台本を読みながらちょっと泣けましたね」としみじみ。「人は、つらい経験を通じて人の痛みを知るからこそ強くなれるはずです。久志の達観した考え方や常に冷静でいられる強さは、彼にこんなつらく悲しい過去があったからこそ。僕自身、久志をただのキザなやつとしてだけでは終わりたくないと思っていただけに、久志の人間的な部分を視聴者の皆さんにも感じてもらえる機会を得て、とてもうれしいです」と喜んでいた。
「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語。
俳優の波瑠さんと川栄李奈さんダブル主演のTBS金曜ドラマ「フェイクマミー」(金曜午後10時)第9話が12月5日に放送された。保護者組織「柳和会」会長の九条玲香(野呂佳代さん)、書…
米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)が、韓国でリメークされることが分かった。テレビ朝日は12月12日、韓国の大手制作会社スタジオド…
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。12月12日放送の第55回では、ヘブン(トミー・バストウさん)から「素晴らしい…
太平洋戦争の激戦の地、ペリリュー島を生きた若者たちを描いたマンガ「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」の作者・武田一義さんが、12月12日午後7時半からNHK総合(北海道ブロック)で…
1976年2月2日にスタートして以来、黒柳徹子さんが各界の著名人や話題の人を迎えてトークを繰り広げてきたテレビ朝日の長寿番組「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)。放送50年目を記念…