山口真帆:舞台初挑戦 太宰治“最後の愛人”役「いちずに真っすぐな愛をお伝えできたら」

舞台「『走れメロス』~文豪たちの青春~」に出演する山口真帆さん
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舞台「『走れメロス』~文豪たちの青春~」に出演する山口真帆さん

 アイドルグループ「NGT48」の元メンバーで女優の山口真帆さんが、内博貴さん主演の舞台「『走れメロス』~文豪たちの青春~」に出演することが7月29日、分かった。山口さんが舞台に出演するのは初めて。太宰治の愛人の一人で、太宰と共に自ら命を絶った山崎富栄を演じる。

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 山口さんは「初の舞台が地元、青森出身の太宰治の作品であることをうれしく思います。私が演じる山崎富栄は太宰の最後の女性。1人の人間を強く愛し、愛し狂う。そんな富栄がうらやましくも感じました。愛の為に死ぬことができるだろうか。誰もが抱く愛という感情に溺れながらも、いちずに真っすぐな愛をお伝えできたらと思います。精いっぱい頑張ります」と、意気込んでいる。

 舞台は、太宰の親友だった作家・檀一雄の「小説 太宰治」がベース。太宰と井伏鱒二ら文豪との出会いのほか、小山初代、津島美知子、太田静子、山崎富栄といった太宰が愛した女性との浪漫と波乱に満ちた日々を描く。内さん、山口さんのほか、谷村美月さん、千原せいじさん、湖月わたるさん、なべおさみさん、「関西ジャニーズJr.」の室龍太さんらも出演する。

 東京公演が9月5~13日にヒューリックホール東京(東京都千代田区)、名古屋公演は同22日に名古屋市公会堂(名古屋市昭和区)、大阪公演は同25~27日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で上演される。

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