麒麟がくる:吉田鋼太郎“松永久秀”の賭け 額に銃口は「十兵衛への揺るぎない愛があったから」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第24回のワンシーン 銃口を自分の額に押し当てる松永久秀(吉田鋼太郎さん) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第24回のワンシーン 銃口を自分の額に押し当てる松永久秀(吉田鋼太郎さん) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第24回「将軍の器」が9月20日に放送された。同回では、三好長慶(山路和弘さん)と松永久秀(吉田鋼太郎さん)の子らによるクーデターが勃発。義輝(向井理さん)が討ち死にしたことを知った光秀(長谷川さん)は、松永の元へ向かうと、将軍暗殺を激しく糾弾した。

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 松永役の吉田さんは放送終了後、ドラマの公式ツイッターでコメントを発表。「十兵衛に向かって『撃て!』と銃口を自分の額に押し当てる。こんな命をかけた賭けに出たのは、十兵衛を信頼していたから、十兵衛への揺るぎない愛があったから。しかしその思いは今後、あらがうことのできない皮肉な運命に翻弄(ほんろう)されていく。そのとき久秀は……」とつづった。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

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