麒麟がくる:第29回「摂津晴門の計略」 光秀、太夫の手引きで近衛前久と接触 「帝」とは…

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第29回のワンシーン (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第29回のワンシーン (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第29回「摂津晴門の計略」が10月25日に放送される。将軍の御座所襲撃に怒った信長(染谷将太さん)は、京に将軍を守る城が必要だとして、独断で二条城の建設を始めてしまう。各地から資材を召し上げながら急ピッチで進む強引な工事に、幕府の摂津(片岡鶴太郎さん)の元には信長に対する多くの反発の声が届く。

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 ある日、伊呂波太夫(尾野真千子さん)から呼び出された光秀(長谷川さん)は、幕府に追われ、身を隠した近衛前久(本郷奏多さん)と対面する。前久は今の幕府には、己の私利私欲を満たすことしか頭にない連中ばかりであることを忠告。そして、本来は帝(みかど)を守るべき幕府の本分を見失っていることをほのめかすのだった。

 将軍よりも上の存在という帝の存在が気にかかった光秀は、ボロボロになった御所へと足を向ける……。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

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