麒麟がくる:藤吉郎の母・なか、今夜初登場 銀粉蝶「ちなみに懐でゾウリを温めるのは…」

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で藤吉郎の母・なかを演じる銀粉蝶さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で藤吉郎の母・なかを演じる銀粉蝶さん (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第35回「義昭、まよいの中で」が12月6日に放送される。同回では、銀粉蝶さん演じる藤吉郎(佐々木蔵之介さん)の母・なかが初登場する。

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 なかは、尾張の貧農の出で、ある日、東庵(堺正章さん)の元へ鍼(はり)の治療に訪れる……。銀粉蝶さんはドラマの公式ホームページで、「木下藤吉郎の母・なか役で出演する銀粉蝶と申します。大河ドラマの現場は久しぶりなので緊張しています。ちなみに懐でゾウリを温めるのは我が木下家の伝統です。(ナンチャッテ!)」とコメントを寄せている。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となっている。

 第35回は、藤吉郎から、信長(染谷将太さん)は将軍や幕府はもはやどうでもよく、帝や朝廷との関係ばかりを強化しようとしていることを聞き、不安に駆られる光秀(長谷川さん)。その一方で、摂津(片岡鶴太郎さん)率いる幕府内では、信長の力をそぐべく、その重臣である光秀を暗殺する計画が持ち上がる。

 数日後に開かれた将軍主催の茶会に招かれた光秀に、刺客たちの刃(やいば)が襲いかかる。光秀は将軍・義昭(滝藤賢一さん)の元へ急ぐのだが……というストーリー。

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