月夜行路 ―答えは名作の中に―
第四話 旅の答えは太宰治に…23年ごしの再会、そして告白。
4月29日(水)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第38回「丹波攻略命令」が12月27日に放送され、谷原章介さん演じる三淵藤英の“最期”が描かれた。
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前週第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」で、将軍・義昭(滝藤賢一さん)が織田軍に捕らえられたことで、投降することを選んだ幕臣の三淵(谷原さん)。第38回では、ついに信長(染谷将太さん)より切腹の沙汰が言い渡された。
たま(芦田愛菜さん)との穏やかな時間を過ごした後、光秀の信長への助命嘆願を断る三淵。「捨てられる花にも、一度は咲いてみせたという誇りがあるように見える」と語るシーンもあった。
三淵役の谷原さんは「自分なりにやり切ったという思いでした」といい、「もちろん胸のうちには、信長についていれば、将軍と距離をおけば、そのような思いもあったのかもしれません。でもそれをしてしまうと(眞島秀和さん演じる弟の)藤孝と同じになってしまう。そうして生き残ったとて、三淵にとっては死んだも同然の意味のない生になってしまう。どう生きるかということは、どう死ぬのかということなのかもしれません。その晩節を助命嘆願で汚したくなかったのです」と思いを代弁する。
ドラマには、1月19日の第1回「光秀、西へ」から登場。谷原さんは「最初、三淵は感情を表に出すことが少なく、策士なのか? 特権意識で凝り固まった嫌なやつなのか? どういう人間なのかつかみづらかったです」と明かしつつ、「物語が進むにつれ徐々にその姿が僕にも見えてきて彼を好きになっていきました。三淵と藤孝は対照的な二人だと思います。藤孝の生き方は人間としては正しいと思います。ですが三淵の生き方は幕臣として正しいものであったと思います。三淵藤英という役に出会えて、演じることができて幸せでした」と振り返った。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。
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