海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第42回「離れゆく心」が1月24日に放送され、平均視聴率(世帯)は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前週第41回の13.4%(同)からじわりと上昇した。ドラマは残り2回で、2月7日に最終回を迎える。
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第42回は、毛利攻めの副将である荒木村重までもが信長(染谷将太さん)に反旗をひるがえす。必死に説得をする中で、この終わりの見えない全ての戦が、武士の棟りょうたる将軍の復権につながっていると悟った光秀(長谷川さん)は、義昭(滝藤賢一さん)が追放された鞆の浦(とものうら)へ足を運ぶ。そこで見たのは、釣りざおを垂らす暮らしをしている“かつての将軍”の姿。一緒に京に帰ろうと促す光秀に、義昭は「そなた一人の京ならば考える」と告げる。
また同回には、光秀が怒り狂う信長に殴打されるシーンが登場した。信長から、正親町帝(おおぎまちてい、坂東玉三郎さん)に御所に招かれた際、どんな話が出たのかと問い詰められる光秀。自分のことについて帝が何か言ったのではないかと完全に疑心暗鬼の信長を前に、光秀は「帝のお言葉は他言をはばかるべし」と口を割らない。ついに怒りが頂点に達してしまった信長は、光秀の「平にご容赦を」との言葉をはねつけ、「申せ、十兵衛、申せ」「おのれ……、申せ!」「申せ!」「申せ!」「申せ!」「申せー!!」と声を荒らげながら光秀を何度も殴打。信長は「なぜじゃ、なぜこうなる」とつぶやくと、「帝を代えよう。譲位していただこう」と一人決心する……と展開した。
SNSでは「あぁ本能寺ゲージがぁぁぁ」「本能寺ゲージが溜まる音ぉ」「どんどん上がる本能寺ゲージ」「本能寺ゲージぐんぐんぐん」「本能寺ゲージがガンガン上がってるぜ」などと視聴者は反応。「あーこれは十兵衛がキレても仕方がない……」「一気に本能寺の変に向かうなぁ……」といった意見も多かった。
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