良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
4月21日に放送される、人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん主演の連続ドラマ「特捜9(ナイン)」(テレビ朝日系、水曜午後9時)season4の第3話は、「警視庁捜査一課9係」から続くシリーズ15年の歴史で初の異色の展開となる。ミステリードラマでありながら、特捜班に出動要請がかからず、前代未聞の「事件の起きない1日」が描かれる。
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第3話でスポットが当たるのは、出世欲旺盛な自信家・村瀬健吾(津田寛治さん)。古いスーツのポケットから、ブドウの形をした片方だけのイヤリングを見つけた村瀬は、それが誰のもので、なぜ自分が所持しているのか見当がつかず困惑。「事件の遺留品なのでは?」と焦り、過去の捜査の記憶を思い出すと、特捜班メンバーとの出会いや衝突、“絆”を振り返ることにつながる……という展開。
新人時代から見守ってきた浅輪直樹(井ノ原さん)の成長を、村瀬がどう感じていたのか。“犬猿の仲”である青柳靖(吹越満さん)や、矢沢英明(田口浩正さん)、新藤亮(山田裕貴さん)ら特捜班メンバーの存在を、村瀬の視点から振り返るほか、長年コンビを組んできた小宮山志保(羽田美智子さん)への秘めた思いも明かされる。
また、現班長・国木田誠二(中村梅雀さん)、前班長・宗方朔太郎(寺尾聰さん)のほか、故・渡瀬恒彦さんが演じた9係の係長・加納倫太郎にも思いをめぐらせる。穏やかな1日のラストには、特捜班の今後に大きな影響を与えかねない「最悪の事態」が発生するという。
「特捜9」は、警視庁捜査1課で検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、さまざまな事情を抱えながらも事件を解決する刑事ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」(2006~17年)の後継作。個性派ぞろいで、時に衝突しながらも「何としても事件を解決する」という同じ信念を持った刑事たちが、全力疾走で捜査に当たる。
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