海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の菅田将暉さん主演の連続ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系、土曜午後10時)の第2話が4月24日に放送された。同話では、お笑いトリオ「マクベス」の美濃輪潤平(仲野太賀さん)が、劇中のコント内で「あなたを選んで良かったわ」と高岩春斗(菅田さん)にアドリブで語りかけるシーンが登場。このせりふが、けんかをしていた春斗に対する和解ともとれるものだったため、SNSでは、「うるうるしちゃった」「最後の終わり方ずるい」「コントの最後にこんなに泣かせに来るとは!」といった声が上がった。
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潤平は、高校時代、一緒に文化祭でコントをやらないかと春斗を誘っていた。この誘いが後の「マクベス」結成の端緒になるのだが、潤平は春斗を誘う前に、朝吹瞬太(神木隆之介さん)ともう一人に断られていた。瞬太がうっかり口を滑らせたことで自分が“3番目”だったことを知った春斗は、自分が“滑り止め”のような存在だったこと、10年もの間それを隠していたことに不快感を覚え、潤平と大げんかになる。
しかし潤平は、“仕方なく”春斗と組んだとは当然思っていなかった。春斗と潤平が夫婦役を演じた劇中のコントでは、潤平演じる妻が、春斗演じる夫に「あなたを選んで良かったわ」とアドリブで告白。演じている妻としての言葉にも聞こえるようで、潤平自身の言葉にも聞こえるせりふであったため、SNSでは多くの反響が寄せられた。
一方、第2話では「マクベス」のもう1人のメンバー・朝吹瞬太が書いた“遺書”についての物語も描かれた。コントの小道具だった“遺書”の中身を書いた瞬太は姿をくらまし、橋の上にいたところを春斗に止められる。瞬太は高校時代にも春斗によって自殺を止められており、瞬太にとって春斗は、昔からの“命の恩人”だった。
劇中のコントは、瞬太が演じる男性が自殺しようとするところを、春斗と潤平が演じる夫妻に止められるという物語で、瞬太が春斗に向けて「もう二度と死のうなんて思いませんから」というせりふが登場。このせりふもまた、瞬太自身の告白にも聞こえるものだったため、「苦しくなるほど安心した」「うるっときた」「泣いた~」といった反響が寄せられた。
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