岡田准一:安藤政信も志願 「だいぶ芸能界に弟子が増えました」

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」に登壇した岡田准一さん
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映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」に登壇した岡田准一さん

 俳優の岡田准一さんが5月26日、東京都内で開催された主演映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(江口カン監督、6月18日公開)のプレミアムイベントに、木村文乃さん、安藤政信さんらと登場した。主人公のファブル役で激しいアクションシーンを演じただけでなく、ファイトコレオグラファー(振付師)として、アクション制作に初期段階から携わった岡田さんは、安藤さんからも“弟子入り”志願されたといい、「(最近)だいぶ芸能界に弟子が増えました(笑い)」と明かした。

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 安藤さんは「今までいろいろな作品でアクションをやってきたのですが、これは全然ヨイショとかではなく、岡田と会ってから、自分がアクションをやってきたって言うのがおこがましいと思いました。岡田のアクションはマジですごい」と印象を明かし、「最初は、ちょっとなんで岡田に指導されなければいけないんだという気持ちでいたけれど……(笑い)。岡田の動きやアクションの考え方、哲学みたいなものを見て、すぐに『弟子にしてください。道場通いたいです』と伝えました」と語った。

 今作で本格的なアクションシーンに初挑戦した木村さんは、「3カ月くらい前から練習を始めたのですが、岡田さんは1個課題をクリアすると、二つくらいまた新しい課題を課してくるので、どんどん自分で自分の首を絞めちゃうような感じでした」と苦笑い。「でも、私が分からなくて固まってしまったときに、『アクションもお芝居だよ。ただの殴る、蹴るではなくて、対話なんだよ』と教えてくださって。そこから本当にアクションが楽しくなりまして、貴重な経験をさせていただいたな、と思います」と振り返った。イベントには、堤真一さん、山本美月さん、江口監督も登場した。

 「ザ・ファブル」は、南勝久さんの人気同名マンガが原作。伝説の殺し屋「ファブル」が、ボスからの命令で殺人を封印し、偽名で暮らすものの、平和な街を脅かす事件に巻き込まれていく。2019年に公開された実写映画第1作は激しいアクションシーンなどが話題となり、累計130万人以上を動員するヒット作となった。

 続編となる本作は、表向きは子供を守るNPO代表、裏では緻密な計画で若者を殺す危険な男、宇津帆(堤さん)が、すご腕の殺し屋・鈴木(安藤さん)と共に、かつて弟を殺した因縁の敵ファブルへ復讐(ふくしゅう)をもくろむ……というストーリー。

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