海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
高校野球を題材にしたショートドラマ「くら寿司 presents 高校野球ショートドラマ 海と空と蓮と」に出演する、俳優の伊藤あさひさんのコメントが8月6日、公開された。ドラマは、9日に開幕し、ABCで中継される「第103回全国高等学校野球選手権大会」内で、試合と試合の間に放送。野球部員の成田青空を演じ、元メジャーリーガーの上原浩治さんと父子役で共演した伊藤さんは、「野球少年の僕からしたら憧れの方だったので、お父さんというより、少年の顔になっていないか不安です(笑い)。一緒に撮っていただいた写真とサインボールは、部屋で一番よく見える場所に飾っています」と明かした。
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伊藤さんは、昨年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」にも高校球児役で出演した。「自分たちが無力に感じるようなこんな時代に、高校生活というほんの一瞬の時間が過ぎていってしまうこと、本当につらいと思います」と高校球児を思いやり、「でも、必ずこの経験や壁が何かに生きると、僕も信じて過ごしています。一緒に乗り越えましょう。心から応援しています!」とエールを送っている。
ドラマは、関西ジャニーズJr.の小柴陸さんの初主演ドラマ。北海道の離島で実際に起きた高校野球をめぐる感動の物語。2020年、コロナ禍により夏の甲子園大会が中止になり、北海道・奥尻高校野球部の3年生たちは、北海道高校野球連盟主催する夏季北海道高校野球大会に出場するはずだった。ところが、横山海斗(小柴さん)、成田青空の3年生野球部員とマネジャーの川田蓮(山口まゆさん)は、奥尻島を守るため、自分たちの意思で大会出場辞退を決断する……というストーリー。
そのほか、戸塚純貴さんが野球部顧問・泉澤役、「テンダラー」の浜本広晃さんが海斗の父・喜明役、古田敦也さんが蓮の父・正平役で登場する。
伊藤さんは「青空は千葉からの転入なので海斗との違いを考えたり、はっきり物事を言うタイプなので高校生らしく爽やかに演じることを心がけました。それから、現地の奥尻島は自然豊かで景色が素晴らしく、それを感じながらお芝居しました」とコメント。
小柴さん、山口さんらとの共演について、「今までは自分が年下の現場が多かったので、今回、小柴君と山口さんからフレッシュな刺激をいただきました。撮影の合間にキャッチボールしたり、海岸で貝殻を探したりしました。撮影期間は実際に奥尻島で一緒に過ごしていたので、本当の海斗、青空、蓮のような関係性になっていたのではと思います」と振り返った。
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