海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第17回「助命と宿命」が5月1日に放送され、源義高(冠者殿、市川染五郎さん)の悲劇的な“最期”が描かれた。また、義高を殺(あや)めた伊豆の武士・藤内光澄(長尾卓磨さん)が処刑されたほか、義高をそそのかし、源頼朝(大泉洋さん)に謀反をたくらんだという罪状で、武田信義(八嶋智人さん)の嫡男・一条忠頼(前原滉さん)も斬り殺されるなど凄惨さを極めた。
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「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。
第17回では、源義経(菅田将暉さん)の軍略がさえわたり連勝に沸く鎌倉方。しかし、木曽義仲(青木崇高さん)の討伐により鎌倉に再び暗雲が立ち込める。義仲の嫡男・義高を危険視する頼朝は、戦勝報告のため範頼(迫田孝也さん)とともに鎌倉へ戻っていた義時(小栗さん)に義高の処断を命令する。
大姫(落井実結子ちゃん)を思う政子(小池栄子さん)は憤り、義高を救うため奔走する。大姫もまた、自らも死ぬ覚悟で、義高の助命を嘆願。一度は頼朝も心を動かされ、考えを改めるが、時すでに遅く………という展開だった。
SNS上では「こんなに見てて後味悪いドラマある?」「地獄展開だと思ってたらさらなる地獄が」「言葉がない…」「救いが一個もねぇ」などと視聴者は反応。さらに「とんでもない鬱回」「すさまじい憂鬱の連続」「いや、先週からわかっていたけどさ」「絶妙に計算された悲劇の数々」「さすが、人の皮を被った三谷幸喜」「鎌倉は恐ろしい場所だ…」とつぶやかれていた。
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