俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第22回「義時の生きる道」が6月5日に放送され、西田敏行さん演じる後白河法皇の“最期”が描かれた。
ウナギノボリ
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源頼朝(大泉洋さん)との対面からしばらくして、倒れた後白河法皇。孫の後鳥羽天皇(菊井りひと君)を枕元に呼ぶと、絞り出すように「守り抜かれよ……。楽しまれよ……」との言葉を残して、雷鳴と共にこの世を去った。
長澤まさみさんのナレーションで、その死は「乱世をかき乱すだけかき乱し、日本一の大天狗(てんぐ)と言われた後白河法皇が死んだ」と語られたが、「英雄 平清盛 死す 享年64」と、しっかりと「英雄」と称した平清盛(松平健さん)の最期とは対照的な、どこか辛辣(しんらつ)な物言いに視聴者は注目。
SNSでは「ナレーションの言い方www」「まさみちゃんのナレーションよwww」「ひどい言われようであるw」「キングボンビーさん並みにひどいナレーション言われてる」「ナレ辛辣w」「言い方。その通りだけど」といった感想が並んだ。
第22回では、大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇、九条兼実(田中直樹さん)と会談。今後の世のあり方を思い描く。そんな中、自分たちには利益のない上洛に、三浦義澄(佐藤B作さん)、岡崎義実(たかお鷹さん)、千葉常胤(岡本信人さん)らが不満を募らせていた。
一方、比企能員(佐藤二朗さん)は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈(堀田真由さん)を頼朝の元へと送り込む。しかし、比奈は、政子(小池栄子さん)の“圧”に負けた頼朝から、八重(新垣結衣さん)を失った義時(小栗さん)との結婚を勧められる。
その頃、曽我十郎(田邊和也さん)・五郎(田中俊介さん)兄弟が、工藤祐経(坪倉由幸さん)への敵討ちを隠れみのにした“ある計画”を能員に打ち明け……と展開した。
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