英雄たちの選択:「鎌倉殿の13人」にも登場 曽我兄弟敵討ち事件 美談に隠された深層に迫る

「曽我兄弟敵討ち」錦絵 国立国会図書館 所蔵
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「曽我兄弟敵討ち」錦絵 国立国会図書館 所蔵

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHK・BSプレミアムの番組「英雄たちの選択」(水曜午後8時)。6月8日は、同局の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)にも登場する曽我兄弟の物語を取り上げる。

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 番組の副題は「頼朝暗殺未遂!? 曽我兄弟敵討ち事件の深層」。「曽我兄弟の敵討ち」といえば「赤穂浪士の討ち入り」と共に、日本人に長らく愛されてきた美談。しかし、兄弟は、親の仇(あだ)だけでなく征夷大将軍に任命されたばかりの源頼朝も襲おうとしていた。

 舞台となったのは、頼朝が我が子・頼家を後継者として御家人たちに認めさせるべく行った富士野の巻狩り。そして、戦争の時代が終わり平時に向かう中で、鎌倉殿(頼朝)と御家人の関係も曲がり角にあった。美談に隠された深層に迫る。

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