マイファミリー:「やっぱり怪しい」の声 最終回前に、“香菜子”高橋メアリージュンの行動を振り返る

連続ドラマ「マイファミリー」で立脇香菜子を演じる高橋メアリージュンさん(C)TBS
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連続ドラマ「マイファミリー」で立脇香菜子を演じる高橋メアリージュンさん(C)TBS

 二宮和也さんが主演するTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「マイファミリー」。ついに6月12日の放送で最終回を迎え、連続誘拐事件が完結する。SNSでは、真犯人は誰なのかと考察が盛り上がりを見せる中、二宮さん演じる鳴沢温人のビジネスパートナーで、高橋メアリージュンさん演じる立脇香菜子について、「やっぱり怪しい」「何考えてるか本当に分からない」など、真犯人ではないかと疑う声が上がっている。注目を集めた香菜子のシーンについて、振り返ってみたい。

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 ◇「私にとってはこの会社が子供なの」

 香菜子は、鳴沢温人(二宮さん)のビジネスパートナー。温人とともに「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」を立ち上げて成功させた同志。温人と未知留(多部未華子さん)の娘・友果(大島美優さん)の誘拐事件で世間を騒がせている際には、鳴沢家に集まる記者ややじ馬たちを追い払い、「会社は私に任せて、温人は友果ちゃんのことだけ考えて」と伝えるなど、温人を支えている。

 第7話(5月22日放送)では、「ハルカナ」の社員・鈴間亜矢(藤間爽子さん)が犯人と分かり、温人は共犯の存在を考える展開に。ハルカナの社外取締役・阿久津晃(松本幸四郎さん)の娘・実咲(凛美さん)が誘拐される中、香菜子が鈴間とやりとりをしていたことを知った阿久津は、香菜子を問い詰める。

 そこに駆けつけた温人は、香菜子が鈴間のパソコンを処分したことも知っている、と明かしながら、「お前、なんでそんなことしたんだ?」と尋ねる。香菜子は、鈴間が誘拐犯の一員であることを知っていたと明かしつつ、自身が主犯であることを否定。会社を守りたかったからこその行動だったと振り返り、「私にとってはこの会社が子供なの。だからどうしてもハルカナを守りたかった」と目を潤ませながら語る様子が描かれた。

 SNS上では、「高橋メアリージュンさんの演技素晴らしかった」「もらい泣きしそうになった」「香菜子、疑って申し訳なかった」といったコメントが書き込まれる一方で、「会社の為に誘拐犯をかばうか、というのが本音」と考える人もいるなど、注目を集めた。

 また、第8話(5月29日放送)では、鈴間の本当の住所を割り出し、東堂の義理の妹であると知った香菜子が、阿久津に報告する様子が描かれた。それがきっかけとなり、温人を信じられなくなった阿久津が、警察に誘拐事件について連絡をしてしまうことになった。

 ◇不自然な行動が多い? 温人に恋心? 阿久津との共犯説も

 これまでの放送では、東堂が、友果と優月の誘拐を自白。一方で、実咲や、東堂の娘の心春(野澤しおりさん)を誘拐した真犯人は明らかになっていない。

 SNSでは、真犯人についてのさまざまな考察が行われる中、「第1話からずっと犯人は香菜子だと思っている」など、香菜子を疑う声も上がっている。阿久津との共犯説も上がっており、「香菜子さん、阿久津さんに何か弱みを握られてて 温人を陥れようとする手伝いをさせられてるとしか思えない」「阿久津と香菜子の娘が実咲だったって話かな?」といった考察も。

 さらに、「香菜子、温人へ恋心があり、鳴沢夫妻の離婚を望んでいたとか?」「結果的に亜矢をかくまったり、勝手に阿久津のところへ行ったりと、不自然な行動が多すぎて、どうしても香菜子を疑ってしまう」という意見も。

 第9話(6月5日放送)では、温人の逮捕を受け、阿久津はハルカナとの業務提携を解消。香菜子は、温人の社長解任へ動かざるを得なくなり、「ごめんね、温人……」と涙ぐむシーンが描かれたが、SNSでは「温人を解任することへのごめんね? それとも温人を犯人に仕立てたことへのごめんね? どっち?」「『裏切ってごめんね』じゃなくて?」と疑いの目を向ける人もいたが、真相はいかに……。

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