わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
俳優の内藤剛志さんが主演を務める連続ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」(テレビ東京系、金曜午後8時)が、7月15日からスタートする。今作は、2003年からスペシャルドラマが12作放送され、昨年1月期に連続ドラマが放送された人気シリーズ。Season2の放送を記念して、「MANTANWEB」ではキャスト陣にインタビューを実施。第1回目は、「『来週も見たい』と思っていただけるかどうかが勝負。最後にならないように、チャンスをいただいたと思ってやりたいと思います」と語る内藤さんに、今作への思いや、撮影現場の様子について聞いた。
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「強行犯係 樋口顕」シリーズは、本格警察小説の名手・今野敏さんの同名小説が原作。警視庁刑事部捜査一課強行犯係の警部で、“決してヒーローではない無彩色の刑事”樋口顕(内藤さん)の活躍を描く。
Season2が放送されることが発表されたのは、今年の5月27日。この日は内藤さんの67歳の誕生日ということで、「この歳になってもドラマの世界にいられることがうれしいですね」と喜びのコメントをしていた内藤さん。「同世代の仲間と一緒にやれているというところも最高。良い誕生日になりました」と続けていた。
そんなSeason2に向けては、「レギュラーとは何か? 毎週見たいものは何? というところが今回の一番のやりどころだと思う」と明かしつつ、「ドラマが配信されて、何回も見ていただくのはもちろんうれしいこと。ただ、初見で見た方が、『来週も見たい』と思っていただけるかどうかが勝負」と意気込みを語る。
事件が起きる度に、樋口を追いかける野心家の新聞記者・遠藤貴子役で矢田亜希子さん、樋口の一人娘・樋口照美役で逢沢りなさん、樋口の妻・樋口恵子役で川上麻衣子さん、強行犯係のメンバーを見守る上司、警視庁刑事部捜査一課の管理官・天童隆一役で榎木孝明さん、樋口の盟友にして、最大の理解者であり、他部署でありながらも樋口の捜査に協力する警視庁刑事部捜査二課の警部・氏家譲役で佐野史郎さん、樋口班のメンバーとしては、若手ムードメーカーの菊池和馬役で佐野岳さん、樋口班の紅一点・藤本由美役で片山萌美さん、何かと小言が多い中田裕之役で小松利昌さん、鑑識課で樋口班がいつも頼りにしている吉崎衛役で斉藤暁さんが出演するなど、おなじみのレギュラーキャスト陣が続投。
さらに、今作からの新キャストとして、第2話からは、法医学教室の准教授・御子柴隆司役で竹財輝之助さんが参加する。
そんなキャストたちが集まった撮影現場の雰囲気について、「すっごくいい現場」と話した内藤さん。「それは昨年の連ドラがあったからだと思っていて。みんなでいるときの“いかた”みたいなものが、昨年決まった部分がある。より絆が深まった」と明かす。
佐野さんにとっては今作が連ドラ復帰作。「もちろん佐野のこともあって。あいつが元気に帰ってきてくれたことは、俺たちにとって喜びでもある。そういう意味で言えば、“家族感”は非常に強くなったと思う」と語り、「昨年に比べれば、より親密な現場になってきているので、それが作品に反映できるといいな」と力を込めた。
最後に、「レギュラーでやるって、なかなか難しいと思う。最後にならないように、チャンスをいただいたと思ってやりたいと思います」と話した内藤さん。視聴者に向けて、「友達や親子間の“小さなもの”が大きくなって、事件になっていくので、入り口が非常に身近。謎解きを楽しんでいただきながら、『親子ってそうだよな』『夫婦ってこんなんだよな』と共通な話題になると俺たちはうれしいです」と呼びかけた。
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