わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
女優の橋本愛さん主演の連続ドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系、水曜午後10時)が7月20日に始まる。「家政婦のミタ」「35歳の少女」などの話題作を生み出した脚本家の遊川和彦さんとプロデューサーの大平太さんが再びタッグを組んだヒューマンドラマ。それぞれ問題を抱えた3家庭を、謎の家庭教師・根津寅子(橋本さん、通称トラコ)が救う物語だ。
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ここでは、鈴木保奈美さん演じる上原里美を紹介する。
50歳の里美は、ホステス時代に妻子持ちの銀行家・利明(矢島健一さん)の愛人になり、守(細田佳央太さん)を出産。1人で育ててきた。利明の妻の死後、後妻になったが、居心地の悪さにうんざりしている。守には、東大に合格して家族を見返してほしいと思っている。
青森・津軽出身で、怒るとなまりが出る。利明、前妻との長男、長女と守との5人暮らし。
新聞記者の中村真希(美村里江さん)は、一人娘・知恵(加藤柚凪ちゃん)の将来を案じ、何とかして有名私立小に合格させようと躍起。おもちゃメーカーに勤める夫朔太郎(細田善彦さん)の非協力的な態度にイライラを募らせていると、「どんな志望校も合格率100%! しかも授業料はそちらが決める!」とのメールが届く。
送信元は伝説の家庭教師・トラコ。高卒のトラコは、コスプレが趣味で無愛想。保護者とのやり取りは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼さん)に任せ切りだが、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。
トラコに教えてもらうには「教育方針には口を出さない」「授業中は部屋をのぞかない」「授業日はお宅に泊めていただきます」という3条件がある。真希はいぶかしがりながらも契約する。
同じ頃、息子を東大に合格させたい里美、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食店店主・下山智代(板谷由夏さん)もトラコと契約していた。
迎えた授業初日、トラコは映画「メリー・ポピンズ」の主人公のような姿で真希宅へ。真希から授業料1万円を受け取り、知恵と2人切りになったトラコは「あなたは何を知りたいの?」と尋ねる。「何で知恵はお受験しなきゃいけないの?」と答える知恵に、トラコは「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って」と、授業料の1万円札を知恵に渡す。2人が何をしているのか気になる真希に、知恵は「口出しはしない!」とトラコのまねではぐらかす。
その夜、中村家に泊まったトラコは、食費の無駄を真希に厳しく指摘して……。
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