海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第27回「鎌倉殿と十三人」が7月17日に放送され、平均視聴率(世帯)は11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同回から物語は後半へと突入。「パワーゲームの開幕!」「火花散らす権力闘争(バトルロイヤル)」と予告されていた新章がスタートした。
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第27回では、土御門通親(関智一さん)から源頼朝(大泉洋さん)の死を知らされ、思案する後鳥羽上皇(尾上松也さん)。鎌倉では宿老たちが居並ぶ中、新たに鎌倉殿となった源頼家(金子大地さん)が自身の方針を表明。これに北条時政(坂東彌十郎さん)と比企能員(佐藤二朗さん)は共に困惑し、梶原景時(中村獅童さん)は賛辞を贈る。
その様子を政子(小池栄子さん)に報告した義時(小栗さん)は、弟・北条時連(瀬戸康史さん)と愛息・頼時(坂口健太郎さん)を頼家の元へ送り出す……。
終盤、北条と比企の争いにより、ついに13人まで膨れ上がった訴訟取次を行う宿老たちが頼家の前に勢ぞろい。義時は13人の名前を次々と読み上げ、「以上13名でございます」と報告する。
しかし、頼家は「はなからわしはお前たちを信じておらぬ。父上は最後まで御家人に心を許してはおられなかった。わしも同じだ!」と言い放つと、時連や頼時、能員の息子ら若い御家人を呼び入れ、「わしが選んだ。手足となって働いてくれる者たちだ」と紹介。
続けて「信じられるのはこやつらだけよ。これより、わしの政は、わしとこの者たちで行う」と宣言し、「もちろん、お前たち(13人の宿老)と切磋琢磨(せっさたくま)してのことだ。新しい鎌倉を、皆で築いてまいろうではないか」と皮肉めいた言葉を残し、その場を去ってしまう。
SNSは「ああいきなり鎌倉殿と13人の対立か」「タイトル回収キターー」「堂々のタイトル回収!」「わぁーーードッロドロしてきましたな」「いい感じにドロついてきて、ますます楽しい」「面白くなってきた(ずっと面白いけど)」「あー、何人生き残るのか」といった視聴者の声で盛り上がった。
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