鎌倉殿の13人:「全部比企のせい」巻き込まれた全成の悲劇 「全部りくのせい」の声も

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第30回場面カット (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第30回場面カット (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第30回「全成の確率」が8月7日に放送され、前週第29回「ままならぬ玉」で、源頼家(金子大地さん)の跡継ぎをめぐる覇権争いに巻き込まれた阿野全成(新納慎也さん)の“その後”が描かれた。

あなたにオススメ

 第30回では、頼家に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける全成。比企能員(佐藤二朗さん)はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。そのころ北条家では、夫・全成が巻き込まれて激怒した実衣(宮澤エマさん)が、父・時政(坂東彌十郎さん)を追及。名乗り出ようとする時政だが、りく(宮沢りえさん)に止められる。

 義時(小栗さん)は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠(中川大志さん)らの助力を得て、頼家の元へ全成の助命を願う申し状を届ける。結果、全成は流罪となり、首をはねられることなく、八田知家(市原隼人さん)が治める常陸国へと送られる。

 しかし、頼家から所領を他の御家人に分け与えるように言われ、怒りが収まらない能員は、頼家を排除しようと、全成の元を訪れ「実衣殿の身が危うい」と吹き込み、呪詛の道具を手渡す。能員の口車に乗ってしまった全成の行いが発覚すると、能員は我が身可愛さに「これはもはや謀反」と頼家に訴え、頼家もまた、全成を死罪と処すことを決める。

 全成は死の直前、ひたすら呪文を唱え、“その力”によって、激しい雨風と雷を起こすが、知家の手により命を落とし……。

 全成の悲劇に対して、SNSでは「全部比企殿のせい……」「あーあーあー全部比企のせい」「全部比企のせいだ!」「全部比企能員のせいだよ! ばかーー!!!」といった声が上がるなど、視聴者の怒りの矛先は能員へ。また、全成が頼家に対して呪詛を行ったきっかけはりくにあることから、「最近の鎌倉、『全部りくのせい』になってきてる気がする」「せーの! 全部、りくのせい!!」「全成のことに関しては、全部りくさんのせいだょ…」といった意見も多かった。

テレビ 最新記事